いや、何故に？ ページ25
日は変わって、次の日。
どうもおはようございます。
小窓から漏れる朝日で嫌々起きたAちゃんです。
『…おやすみなさい』
でも眠いからまだ寝るよ。
｢寝るのかよ？！｣
だってー…昨日宴であっちこっちから質問攻めだったし…ん？
『…あの、何で私の部屋に居るんですか？エースさん』
薄く目を開けると、目の前にはエースさんが。
何故に。何故に貴方がここに居る…。
｢起こしに来てやったんだぞ、お前起きるの遅いからな｣
何それ頼んでない。驚いたけども頼んでない。
『別にいいじゃないですか、ゆっくり寝るくらい…。じゃあ二度寝しますね…』
｢ダメだ、起きろ！！｣
エースさんはそう言うと布団を掴み、剥ぎ取った。
『うう…酷い…』
｢お前、朝結構弱いんだな…？｣
『弱いですよ、誰だってそうでしょ…』
｢俺別に弱くないけどな？｣
それ以上自慢すると私また貴方の事叩きますよ…。
まあ、いいや。起こされたんなら素直に起きよう。
軽く伸びをした後、むくりと起き上がる。
『…おはようございます、エースさん』
｢おはよう、A！｣
元気でいいですね、ほんと。
何時かその元気分けて下さい。何て言葉は飲み込んでおく。
それから身だしなみをしっかり整えて部屋を後にする。
エースさんに付いて来いと言われたので、付いて行ってみると、そこは食堂だった。
中に入ってみるととても広い。
｢お、Aちゃん起きたのか、おはような！｣
『おはようございます、サッチさん。昨日の酔いは覚めましたか？』
奥からサッチさんが顔を出してきたので挨拶をする。
酔いの事を言うと、サッチさんは何故かゔっ…と言った。
『…どうかしました？』
｢いや…覚めたのはちゃんと覚めたぞ。ただ…昨日は悪かったな、酔いが回ってたせいであんな事しちまったんだ｣
マルコから色々聞いてよ、と申し訳なさそうに言う。
ああ、確かにマルコさんに注意されてましたもんね。
正直苦しかったけど別にそんな申し訳なさそうに謝らなくても…。
『別に大丈夫ですよ。過ぎた事ですし、楽しい時ってあんな事するのは誰だってありそうですから』
｢Aちゃん…！！｣
あ、うん。嬉しいのは分かりますよサッチさん。
『あの…それよりご飯いいですか？流石に…』
お腹空きました。と伝えるとサッチさんは軽めの朝食を用意してくれた。
パンと蜜柑だけのシンプル朝食だったけど、普通に美味しかった。
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ゆず招き猫(プロフ) - なつさん» はい！頑張らせて頂きます！今後もどうぞお楽しみに！ (2019年2月5日 22時) (
レス) id: 58755f093a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - ゆず招き猫さん» いえ！更新頑張って下さいね！楽しみにしてます (2019年2月5日 22時) (レス) id: 31f489252f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず招き猫(プロフ) - なつさん» ぎゃ、マジですか。わざわざすみません…訂正しようと思います、ありがとうございます (2019年2月5日 22時) (レス) id: 58755f093a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 設定に書いてある八方美人ってあんまり褒め言葉ではないような気がします............. (2019年2月5日 22時) (レス) id: 31f489252f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず招き猫 | 作成日時：2019年1月27日 18時
