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『只今戻りました、本日からまたよろしくお願い致します』
ぺこりと頭を下げ、理事長に挨拶をする。あー…早く帰りたい…(白目)
サ「おかえりAちゃん！芸術家としての活躍も聞いてるよ〜!どうだった？僕の可愛い孫!!」
『……そうですね、とても可愛らしいお孫さんでした。今度是非肖像画を描かせて頂きたいです』
でしょでしょ〜!と2頭身姿でお花を散らす理事長をよそに、再会してからずーーーーっとしっぽを上機嫌に揺らすオペラ君が視界にチラチラと入ってきて鬱陶しい。
『……では私はこれd』
さっさと挨拶を済まして回れ右をし、早く理事長室から出ようと1歩踏み出した途端、ぐらりと視界が揺れた。
『?、?!??!?!?!!!?』
オ「美術室に行くんですよね?私が運んで差し上げます」
『なっ…!?ちょ、降ろして!!』
オ「暴れると落ちますよ」
『降ろしてって言ってるでしょ!?ちょ、理事長も止めてください!!』
ジタバタと暴れながら理事長に助けを求めれば、何故か頬を赤らめていた。
サ「2人は相変わらず仲がいいね〜!」
『はっ!?』
オ「では我々は美術室に行きましょうか」
『り、理事長!!!!!』
サ「うんうん、後は若いお2人で〜!」
『なっ、ちょ、ま、…だあああああああああああああぁぁぁ』
『はぁーっ…はぁーっ……』
…まさか大人になった今でも床に手をついてゼーハー言うとは思いもしなかった……。
美術室の前で降ろして貰えたものの、オペラ君が高速で移動するから叫びすぎて喉がやられた…。
『……あのねオペラ君、運ぶならせめてもう少し優しく運んでくれないかな?』
オ「すみません、しかしAが抵抗しますから仕方なく……」
ため息をつきながら美術室の鍵を開け、ガチャリとドアを開ける。
肺いっぱいに空気を吸い、そのままダッシュで
『はぁーっ!!ただいま我が城よ!!あーん画材達〜!会いたかったわ〜!!』
愛しの美術室でめいっぱい手を広げ、そう叫んだ。先程まで喉がやられていたというのに、大きな声がよく響く。
歓喜の舞を踊りながら部屋中を駆け回り、実家のような安心感に包まれた。
『ふふ、そうよこれよこれ！絵の具の匂いに沢山のカンバス……私が作った
オ「嬉しそうですね」
『勿論よ!はぁ〜…美術室大好き…このまま一生ここに居たい……』
オ「私もAが好きですよ」
『……お、おう』
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らい(プロフ) - 寝子／猫さん» 分かります!私も1度でいいから本物のモフモフエギーちゃん撫でてみたいです!! (10月1日 16時) (
レス) @page22 id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - オペラさんてぇてぇなぁ！！私もエギーちゃん撫でたい！ (10月1日 10時) (レス) @page22 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 素敵なコメントありがとうございます‼︎自分の作品を好きだと言ってもらえて、とても嬉しいです!これからも更新頑張っていきますので、どうか温かい目で見守っていただけると嬉しいです!はよくっつけもありがとうございます🥰 (9月27日 7時) (レス) @page14 id: c6042b78d1 (このIDを非表示/違反報告)
蓬(プロフ) - らいさんの作品凄く好きです…今作が個人的に一番好きな世界観や性格で更新される度に嬉しく癒されてます！大好きです！それでは、最後に…はよくっつけ！ (9月26日 23時) (レス) id: 78f3750f7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2023年9月18日 23時
