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オ「しかし来てみれば何ですか、これは…?」
シ「さっきの光…魔力の塊のようでしたが…」
『三方向から集まってきてたわよね…』

シチロウくんの後ろに隠れてオペラくんと距離を保ちつつ、目の前の巨大な魔獣をよく観察してみる。
できるだけ早めに仕留めないとまた直さなきゃいけなくなるし、ここはサクッと終わらせたいな…。

シ「昔みたいに力を貸してくれますか?オペラ先輩、A先輩」
オ「勿論…」
『可愛い後輩の頼みなら』

口元のマスクを抑えながらそう頼んできたかつての後輩に断る理由もなく一歩踏み出す。
子供達は下がらせ、ぐんと背伸びして予備運動をしていると、視界いっぱいにオペラ君の綺麗なお顔が広がった。

『わっ⁉︎びっっっくりした…近づいたら殺すって言ったわよね?』
オ「Aはそこで見ていて下さい。そうですね…事後処理と褒美のキスをお願いします」
『事後処理ね…わかったわ』
オ「キスは?」
『するわけ無いでしょ…』

どこまでも変態なんだから…。
頭を抱えながらため息をついていると、いつの間に召喚シールを取り出したのだろうか、ボフンっと音を立ててモッフモフの可愛い生命体が目の前に現れていた。

カ「……⁉︎」
カ「おい‼︎イル…」

『お…お…オーマイデビルッッッ‼︎ぎゃわいいいいいいいいいいい!!!!!』

召喚された途端にシチロウ君とオペラ君によってガッ!と捕まってしまったエギーちゃんを今すぐモフりたい衝動を抑えつつ、イルマくんの方を見やればやっぱり手の甲に召喚シールが貼られていた。

オ「さぁ!カルエゴ君!!昔のように力を合わせ敵を倒しましょう!!」
カ「ちょっあっ、アンタの仕業か!!」

シ「魔獣が合体して大変なんだモフ…カルエゴ君!!早く対処しないとモフ!すごくモフモフ!!」
カ「落ち着けシチロウ!!」

『いいなぁ……』

私もモフモフしたい…。あの質のいい羽毛に指を沈ませたい…!!

カ「イルマ!!召喚解除を…」
オ「駄目ですよ、解除したら元居た場所に戻ってしまいます。さぁ」

オ「魔獣(あれ)を倒しますよ」

未だにエギーちゃんをモフり続けるオペラ君は、合体して更に大きくなった魔獣を指さした。……エギーちゃんをモフりながら。

カ「ハァ⁉︎何故私まで⁉︎」
シ「まーまー、使い魔状態での魔術行使の実験てことで…」
『あ、あの…』

魔獣を前にして3人があの頃のように楽しく(?)話している中、やや控えめに挙手する。

『魔獣倒す前に、私も少しだけモフってもいい…?』

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らい(プロフ) - 寝子/猫さん» 分かります!私も1度でいいから本物のモフモフエギーちゃん撫でてみたいです!! (10月1日 16時) (レス) @page22 id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - オペラさんてぇてぇなぁ!!私もエギーちゃん撫でたい! (10月1日 10時) (レス) @page22 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 素敵なコメントありがとうございます‼︎自分の作品を好きだと言ってもらえて、とても嬉しいです!これからも更新頑張っていきますので、どうか温かい目で見守っていただけると嬉しいです!はよくっつけもありがとうございます🥰 (9月27日 7時) (レス) @page14 id: c6042b78d1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - らいさんの作品凄く好きです…今作が個人的に一番好きな世界観や性格で更新される度に嬉しく癒されてます!大好きです!それでは、最後に…はよくっつけ! (9月26日 23時) (レス) id: 78f3750f7e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らい | 作成日時:2023年9月18日 23時

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