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『こんにちわーーー‼︎』
談話室の扉を勢いよく開けて視界に入るのは、ぐっちゃぐちゃに散らかされたゴミと、ソファで毛布にくるまって寝ている1人の教師。
『もう！まーたこんなに散らかして‼︎ナベリウス先生ったら‼︎』
ナ「ごめんごめん、Aちゃんがいつもちゃちゃっと片付けてくれるからついつい……」
このだらしのない教師はナベリウス先生。この
『あ、そういえばこの前オペラ君と一緒に食堂行った時にナベリウス先生に似た少年を見かけたの‼︎』
ナ「お！どうだった?」
『うーん…なんかぷりぷり怒ってた!番長に間違われて困ってるんだって』
ナ「奇遇だね〜!丁度さっき相談に来たんだよ!」
『え、知り合い?』
ナ「うん、甥っ子‼︎」
『ほぇ〜‼︎』
あの少年、ナベリウス先生の甥っ子君だったんだ…。魔界って狭いんだなぁ……。
ナ「そういえばAちゃん」
『何ですか?』
ナ「番長とはもうヤったの？」
『は？』
ナベリウス先生のセクハラ発言に無言で胸ぐらを掴み、ナベリウス先生を殴ろうとする。
ナ「ごめんごめん‼︎じ、冗談だよAちゃん‼︎暴力はやめて⁉︎」
『大丈夫ですよナベリウス先生♡どうせ治るんですから♡』
ナ「待って‼︎本当にごめん⁉︎悪かった‼︎許して‼︎」
『はぁ…もう、やめて下さいよ？バビルスの番犬が生徒にセクハラなんて、バビルスの恥ですよ?』
冷や汗をダラダラと流しながら謝るナベリウス先生に興がそれたので、ビンタを一発だけかました後にすぐ解放してあげた。今回はこのくらいにしてやろう。
『…ちなみに、私とオペラ君はそんな関係じゃありません』
ナ「そう?番長はそう見えないけど?」
『ないない。私はともかく、オペラ君は年頃の男の子ですからそう見えるだけですよ』
ナ「本当にそうかな〜?」
『…はい、この話はもう終わり!それじゃ私、オペラ君の所に行ってきます』
ナ「は〜い、ありがとね〜」
屋上へと続く階段を上っていると、不良達が慌てて壊れた扉から出てきた。
「番長一味にやられた‼︎」
番長"一味"……?あれ、他に私たちの仲間っていたっけ?
不思議に思いながらも入り口をくぐり、オペラ君を見つけて駆け寄ると、先日食堂で見かけたナベリウス先生の甥っ子君と小柄な男の子が立っていた。
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瀬奈 - カルエゴくんの頭文字とバラムくんの頭文字がバカになってるのウケるｗ (8月25日 0時) (
レス) @page22 id: c6462a906b (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき - めちゃめちゃ面白いです！これからも頑張ってください！応援しています (8月24日 10時) (レス) @page5 id: e818ab7371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2023年8月13日 2時
