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ここ最近、自分の様子がおかしい。

『……何故私はオペラ君の絵を描いているのかしら?』

シ「それはオペラ先輩の事を意識しているからです!!」
『違います』
シ「あ、今虚偽鈴(ブザー)鳴りました」
『あああああああああああああ』
カ「…さっきから何の茶番だ?」


『認めない…認めないわ!!私は美術が恋人よ!!』
シ「はい、嘘です!」
『いやあああああああああああああああぁぁぁ』

カ「……つまり、A先輩はオペラ先輩(ヤツ)を好きになったと」
『全っ然……あ、いや、えっと…好きだけど…好きじゃない!!』
カ「どっちですか」

後輩組2人を緊急招集し、私の身に起きているこの異常事態を相談すると何故か恋バナへと発展してしまった。

『オペラ君の事は大好きよ?…だけどそれは1人の悪魔としてであって…男の子としては見てなかったというか……』
シ「だけど今は1人の男性としてオペラ先輩が好きなんですね!」
『ち、ちちちちちがうに決まってるでしょう!?』
シ「嘘だ!」
『ぎゃああああああああああああ』

カ「……まぁ、お互い好き合ってるのなら問題は無いのでは?」
『何故君は不満そうな顔をしているのかしら?』
カ「……何でもないです」

シ「どうして頑なに認めないんですか?オペラ先輩だって喜ぶと思いますよ?」
『……あのねシチロウ君、世間体って知ってるかしら?』

私はただの学生であって、オペラ君は理事長に仕えている優秀な悪魔だ。どう考えても釣り合わない。

たとえ想いが通じ合っていたとしても、いつか私は彼の枷になる。ならば初めから、恋仲になどならない方がいい。

『……まぁ、実技は進めてもいいと思うけどね』
オ「それは本当ですか?」
『ヒュッ』

肩を叩かれたので驚いて振り向けば、耳としっぽをこれでもかと嬉しそうに動かすオペラ君が立っていた。

オ「そうですか、漸くAは私を男として意識してくれたんですね」
『待ってオペラ君どこから聞いてたの…!?』
オ「Aがバラム君に何故私の絵を描いているのか聞いていた時からですね」
『ほぼ最初(イントロ)からだね!!ちょっと死んでくるね!!』

全て聞かれていたと知り、このまま屋上から飛び降りようかと走り出した途端に担がれた。

オ「今の私はとても機嫌が良いようです。このまま実技をこなしましょう!」
『え、待って、まだ心の準備が…あああああああああああ』

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瀬奈 - カルエゴくんの頭文字とバラムくんの頭文字がバカになってるのウケるw (8月25日 0時) (レス) @page22 id: c6462a906b (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき - めちゃめちゃ面白いです!これからも頑張ってください!応援しています (8月24日 10時) (レス) @page5 id: e818ab7371 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らい | 作成日時:2023年8月13日 2時

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