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Day3
私は天才なのかもしれない。
昨日、家に帰ってふと思ったのだ。今までされてきたセクハラの中で、圧倒的に多かったのは胸を揉まれることだった。音もなく近づいてきては、満足するまで揉むという鬼の所業。……ってことはつまり、胸潰せばいいんじゃね?…と。
そういうわけで、今日の私はサラシを巻いて胸をつるぺたのまな板にしている。さらに認識阻害グラスもかけ、セクハラを受けないという平和な時間を堪能した。
『おほほ、私って天才なのかもしれない』
ダ「今日は上手くいったみたいだね?」
『そーなの！全然セクハラされてなくて感動してる…‼︎』
大好きな卵焼きを頬張りながら、ダーリンに平和の喜びを語る。
今日はあと半日だけだし、このままいけば明日も余裕だ。そして無事に乗り切れば後輩組が戻ってくるのね……。
職員室から出た後、手作りの後輩組パペットを両手につけて、パクパクさせながら廊下を歩く。我ながらすごく可愛くできたな…!この子達のおかげで一人でも怖くないし、夜道も安全だ。
『おほほ、私ってやっぱり天才だわ‼︎』
オ「おや、ご機嫌ですね」
『ﾋﾟｮｴｯ⁉︎』
驚いて振り向けば、嬉しそうに尻尾をパタパタと動かすオペラ君が立っていた。勿論視線の先は私の胸元だ。
『お、オペラ君…認識阻害グラスかけてたのによく気づいたね……』
オ「愛の力です」
『お、おう……』
オ「…その胸は?」
『…潰しました。オペラ君が揉むから』
オ「私はお尻も好きですが」
『は？』
まじかよ、オペラ君既に末期だった(泣)
手をわきわきさせながらこちらに距離を詰めてくるオペラ君に、そうはさせまいと手作りの後輩組パペットをパクパクさせながら私も後ろへと後ずさる。
『し、"粛に!セクハラのようなアホ行動はやめるんだ‼︎"』
オ「なんの真似ですか?あんまりにも可愛いことをすると襲いますよ?」
『なっ⁉︎…"女の子にセクハラなんて、良くないですよ‼︎"』
オ「…へぇ」
私の渾身のパペパペもオペラ君には無効果だったようだ。…というか寧ろ楽しんでないか?
こいつは完全にやばい、と思っていると，腰に腕を回されていた。
『ﾎﾜｧｯ⁉︎』
オ「苦しくないんですか？解いてあげましょう!」
『ああああああああああああああああ！！！！！！』
『はぁーっ…はぁーっ…』
3日目は逃げきれなかった。案の定満足いくまでセクハラされ、後輩組パペットも没収された。ちくしょお…(´；ω；`)
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瀬奈 - カルエゴくんの頭文字とバラムくんの頭文字がバカになってるのウケるｗ (8月25日 0時) (
レス) @page22 id: c6462a906b (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき - めちゃめちゃ面白いです！これからも頑張ってください！応援しています (8月24日 10時) (レス) @page5 id: e818ab7371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2023年8月13日 2時
