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オ「私の話はしてくれないんですか?」
『ん？あ〜…オペラ君の話は基本的にセクハラだからな……』
オ「Aから私の話を聞けるのなら構いません」
未だにこちらを見ないオペラ君をつんつんしながら、オペラ君の話を始める。
『……オペラ君、私は君に出会えて、こうして仲良くなれてとても良かったと思ってる』
『前にも言ったけれど、オペラ君は私の親しい悪魔さん第1号なのよ。ナベリウス先生は……頼れる大人第1号だけど』
『私ね、君のこと大好きよ。すごく大事に思ってる。それが恋愛的な意味を持っていなくとも、私は君が大切で、なくてはならない存在だと思ってるの』
ふわふわのくせっ毛を撫でながら話していると、耳がピクっと反応した。
『……ごめんね、君の気持ちに答えられなくて。でも嬉しかったよ、ありがとう』
オ「A……」
オ「……謝らないで下さい」
『でも……』
オ「言ったでしょう、私は諦めていませんよ」
『そっか……』
すると、オペラ君は突然膝から頭を起こしたかと思えば、バッと両手を広げた。
オ「ということで」
オ「誘惑学の実習をしましょう、さぁ早く!!」
『おい』
オ「私が相手なら常に最高評価をとれますよ!!」
『おいこら変態』
オ「さぁ早く!!私の胸に飛び込んで下さい!」
『さっきのエモい感じの雰囲気を返せ!!』
これも彼なりの配慮なのだろう、しかしやはりセクハラなのはセクハラである。
『はぁ……分かった、分かったよ。じゃあこれからはなるべく君に頼むよ』
さっきまで垂れ下がっていた耳がピンと上がり、しっぽがパタパタと動き出した。
『ふふ、君って本当に素直よね。そういうところが大好きよ』
オ「ええ、もっと好きにさせますから｣
『え"、私いま口説かれてる?』
オ「そうですね」
『きゃー(棒)』
オ「しかし、次の課題は一体何になるのやら……」
『……それが、今日発表される予定だったのよ。だから授業出たかったんだけど』
オ「覗きに行ってみます?」
『…行ってみるか!!』
窓の外からこっそりと授業の様子を観察する。教師の声に聞き耳を立てながら、そろ〜っと教室を覗く。どれどれ〜…
「はーい、それじゃあ今から避妊魔術のかけ方教えま〜す♡」
……………………ん!?
目の前に広がる光景に絶句した。え、次の課題ってそういう……??
「次の課題は､いよいよ本格的な実技に入りま〜す♡ちゃんと避妊はするように!!」
「「「「「「はーい♡」」」」」」
『な、ななななななな?!???!!』
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瀬奈 - カルエゴくんの頭文字とバラムくんの頭文字がバカになってるのウケるｗ (8月25日 0時) (
レス) @page22 id: c6462a906b (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき - めちゃめちゃ面白いです！これからも頑張ってください！応援しています (8月24日 10時) (レス) @page5 id: e818ab7371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2023年8月13日 2時
