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カ「急に雑になったな」
『文句言わないでよむっつりうす君』
カ「誰がむっつりうすだ‼︎俺はナベリウス・カルエゴだ‼︎」
眉間に皺を寄せてそう叫ぶカルエゴ君をシチロウ君が宥めてくれて、話の続きを促される。
『ええっと…あ、それからオペラ君に気に入られて?一日中セクハラされまくって……』
「「えぇ…(引)」」
『そういえば…どうしてオペラ君は出会ったばかりなのに私なんかに興味持ったの？』
オ「…面白かったからですかね。何せ、出会って一言目が酷く不名誉なあだ名でしたから」
『あぁ…あれはまぁ…ごめんね?』
バ「何て言ったんですか?」
『え？"美的センス皆無眼球節穴変態野郎"だよ？』
カ「…ﾝｸﾞｯﾌww」
そんなに面白かったのかな?全身で笑いを堪えてる…。なんかちょっと可愛いかも。
『いや…だって、あの時はオペラ君の目的も何も知らなかったからさ。バビルスを荒らすただの美的センスの無い馬鹿だと思ってたのよ』
オ「改めて思い返すと、あんなにも正面から向かってきたのはAが初めてでしたね」
『威嚇と憎しみを込めてすっっごく不名誉なあだ名も付けたし、真正面からはっきり嫌いって言ったのに、オペラ君は"気に入った"って。女を見る目も無いんだろうなぁ…て思ってた』
オ「そんな風に思ってたんですか？」
『え？うん。だって私だよ？色気も何にもない、ただの芸術バカだもん』
オ「そんなことはありません。私は出会った時からAの芸術に対する誇り高い姿勢が気に入ってました」
オ「…それに、芸術活動にのめり込むAは美しいですからね。……そういった所も含めて好きになったのでしょう」
『なるほど…?』
『……で、まぁオペラ君と私の利害が一致した結果が今だよね？』
オ「そうですね」
一通り話し終わると、シチロウ君は目をキラッキラさせていて、カルエゴ君は不思議そうな顔をしていた。
バ「A先輩とオペラ先輩の間にそんなストーリーがあったとは…」
カ「意外だな…」
バ「あ、あと……ずっと気になってたんですけど、A先輩ってオペラ先輩のことどう思ってるんですか?」
『え？大好きよ。念子みたいで可愛いし。何かあった時は頼れるからカッコイイし』
思ったままを素直に答えれば、オペラ君のしっぽがパタパタと揺れだした。
バ「えっと……それってつまり恋愛的な意味で…?」
『……うーん、それはちょっと違うかも。確かに、オペラ君のことは大好きだけど、恋愛となるとちょっと……』
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瀬奈 - カルエゴくんの頭文字とバラムくんの頭文字がバカになってるのウケるｗ (8月25日 0時) (
レス) @page22 id: c6462a906b (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき - めちゃめちゃ面白いです！これからも頑張ってください！応援しています (8月24日 10時) (レス) @page5 id: e818ab7371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2023年8月13日 2時
