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オ｢ふぅ……今回はこのくらいで許してあげましょう｣
『ほんっっとに最低…』
散々好き放題胸を揉みしだかれた後、久しぶりにゼーハー言いながら床に手をついた。
バ｢あ、あの……｣
カ｢大丈夫…じゃないな……｣
『なんだい裏切り少年達』
バ｢えっ!?あ、ごめんなさい……｣
『…いいよ、オペラ君に逆らえないもんね君達』
アワアワしているシチロウ君をよそに、さっきからずっと体を震わせているカルエゴ君に視線を移す。
『…で、君はどうしてそんなにツボっているのかなむっつり君』
カ｢むっつりでは無い!!｣
『え、違うの?』
オ｢カルエゴ君はむっつりでしょう｣
カ｢この…いけしゃあしゃあと…!!｣
『2人とも何か気になることでもあるの?』
バ｢あっえっと…さっきのあだ名って……?｣
カ｢なかなかいいあだ名だな｣
あぁ……さっきのあのあだ名ね……。
出会った時にオペラ君につけてたすっごく不名誉なあだ名だ…。久しぶりに言ったかも。
『私達が出会ったばかりの時にオペラ君につけたあだ名だよ〜…オペラ君ったら、出会った時からセクハラかまして来てたからさ……』
オ｢おや、美しい思い出ですよ?｣
『人の下着覗いたり胸を勝手に揉んでサイズ言い当てたりしたことのどこが美しい思い出なの？』
カ｢アンタ……最初っからA先輩にそんななのか…!?｣
バ｢…す、すごくスキンシップが多い…のかな?｣
今度は顔を青くしながらオペラ君にドン引きしている2人を見て、やっぱり彼らは私の味方だと感じた。
バ｢わぁ……2人が出会った頃の話、すごく聞きたいです!!｣
オ｢私たちの馴れ初めについて興味があるんですか?｣
私の肩を組みながら上機嫌にしっぽを揺らすオペラ君に呆れつつ、興味津々に目を輝かせるシチロウ君に負けて出会った頃の話を始めた。
『えーっと……何から話せばいいのやら……』
『……まず、今はオペラ君のこと大好きだけど、出会った時はすごく嫌いだったんだよね〜…』
バ｢A先輩が…!?｣
『うん。ほら、私よく校内で芸術活動してるじゃない?今は落ち着いて来ているけれど、バビルスの不良たちが毎日番長を探して学校を破壊したり下っ手くそな落書き残したり。そういうのがほんっっっとうに許せなくて……』
『しかもね?私がキャンバスにしようとしたところにばっかり不良の山があるの!!信じられないでしょ!?』
『……で、ある日偶然にも番長と出会って…あ、オペラ君と出会って……んで、なんやかんやあって……今、かな？』
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瀬奈 - カルエゴくんの頭文字とバラムくんの頭文字がバカになってるのウケるｗ (8月25日 0時) (
レス) @page22 id: c6462a906b (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき - めちゃめちゃ面白いです！これからも頑張ってください！応援しています (8月24日 10時) (レス) @page5 id: e818ab7371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2023年8月13日 2時
