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『えー……皆様、お集まり頂きありがとうございます…?』

談話室でのラキスケ事件の後、2人とも屋上に連行されてついでにオペラ君がシチロウ君まで呼び出し、私はただ1人正座させられている。

オ「……まず、2人は談話室で誘惑学の課題をこなそうとしていた、と?」
『……はい』
オ「具体的には何をしていたんですか?」
『えっと、テキストを参考にしてカルエゴ君に3秒だけ下着姿を見てもらおうと……』
バ「見たの?3秒間A先輩のその…下着姿を…?」
カ「正確には2秒ちょっとだ……」
オ「見たのは見たんですよね?」
カ「……はい」

オ「……次に、どうしてカルエゴ君なんかを選んだのですか?」
『…カルエゴ君"なんか"じゃないわ。カルエゴ君"だから"頼んだの』
オ「……というと?」

『シチロウ君は……えっちなことに興味無いだろうし、オペラ君は……逆にソウイウ事しか考えてないでしょ?だから身近にいる男の子で、丁度いい感じにえっちなことに興味ありそうなカルエゴ君に頼んだの』
バ「確かに……僕はそういう事に関しては疎いかも……」
カ「選ばれた理由が失礼にも程がある」

オ「なぜ私に頼まないんですか?」
『オペラ君が1番危険なんでしょーが!!』
オ「何故です?」
『オペラ君変態じゃない!!出会った時からセクハラされてたもん!!』
オ「はて?」
『胸に手を当ててよく考えて下さい!』
オ「うーむ…」

そう言いながら、涼しい顔で自分の胸ではなく私の胸を触ってきた。そういうとこなんだよそういうとこ!!

オ「柔らかいですね……」
『誰が私の胸と言った?そして揉むな変態』
オ「私なら喜んで協力するのに……」
『まずその前に胸を揉むのやめてくれる?』

ぐぎぎ…と手を退かそうとするも、馬鹿力すぎて全く動かない。それどころか、楽しそうに人の胸を揉み続けている。

『……オペラ君』
オ「はい、何ですか」
『手、退けて?』
オ「却下」
『は?』
オ「は?」

『…シチロウ君、カルエゴ君、2人もなんとか言ってよ…って、おい、目を背けるな少年達』

顔を真っ赤にしてこちらを見ないようにしている2人に助けを求めるも、聞こえる声が蚊レベルだ。

『オペラ君、本当にやめて?ちょっ…触り方がなんかいやらしっ…あんっ!?』
オ「いい反応ですね」
『……の、ぃ……う』
オ「聞こえなかったのでもう一度」

『……この、変態セクハラ脳味噌下半身スケベ野郎!!!!』

「「!?!!?」」

オ「久しぶりに聞きましたねそのあだ名」
『さっさと離せ!!変態!!』

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瀬奈 - カルエゴくんの頭文字とバラムくんの頭文字がバカになってるのウケるw (8月25日 0時) (レス) @page22 id: c6462a906b (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき - めちゃめちゃ面白いです!これからも頑張ってください!応援しています (8月24日 10時) (レス) @page5 id: e818ab7371 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らい | 作成日時:2023年8月13日 2時

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