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『……おっし!!や、やるぞ!!』
カ｢お、おー…｣
『おー!!』
制服のブラウスのボタンに手をかけ、1つずつゆっくりと外していく。だんだん恥ずかしさが増していって、顔に熱が溜まっていく。
『ぬ、脱ぐよ…?』
カ｢……できるだけ視界の隅で見ときます｣
『…了解』
"女は見られて磨かれる"というように、男性に見られていないとこの課題はクリアされないので、カルエゴ君には最低3秒は目に毒な私の下着姿を見てもらわねばならない。
『……ちなみに今日は白のレースです』
カ｢いらない情報を言わないで下さい!!｣
『緊張をほぐそうと思ったの!ごめんね!?』
ついに意を決し、えいやっ!!とブラウスを脱ぐと、肩から滑り落ちる。胸元が露になり、羞恥心がMAXになった。
『はい!!3秒!!3秒見ればOKだから!!』
カ｢〜〜〜っ!!｣
『1！2！さn…』
3秒数え終わろうとしたその時、バァン!!と大きな音とともに扉が吹き飛んできた。
『へっ!?わわっ、カルエゴ君危ない!!』
カ｢はっ!?｣
可愛い後輩を守るべく上に覆い被さる形で倒れ込んで、こちらに飛んでくる扉の衝撃に覚悟を決めてギュッと目を瞑る。
数秒後、なかなか衝撃が来ないので恐る恐る目を開けば、扉はカルエゴ君のケルベロスで抑えられていた。
カ｢あっぶな……｣
『大丈夫!?』
カ｢俺は大丈夫ですから……その、それより早く離れて服を…｣
『外傷は無いね、良かった、綺麗な顔に傷が付かなくて…頭打ってない!?脳震盪でも起こしたら大変……』
カ｢せ、先輩、後ろ……｣
『へ？』
顔を真っ赤にしたカルエゴ君が指さした方向を見ると、オペラ君が立っていた。
『え、オペラ君…?どうしてここに?』
オ「愛の力です」
オ｢……そんな格好で、2人で何をしていたんですか?｣
『んえ?……へっ!?』
オペラ君に言われて自分の格好と体勢を見ると、下着姿のままカルエゴ君の上に跨るようにしてしゃがんでいる。
まるで私が襲ったみたいだ……。
『ご、ごめんねカルエゴ君!!すぐ離れるから!!』
急いではだけた制服を着直して、ブラウスのボタンを閉じていると、オペラ君が近づいてきた。
オ｢白のレース……｣
『( 'ω')ﾌｧｯ!?』
『み、見た……?』
オ｢はい、バッチリ｣
オ｢……それで、2人はこんなところで何を?｣
『えぇっと…実は……』
不機嫌そうに耳を垂れさせているオペラ君に事情を話し､なんとかカルエゴ君と私の誤解は解くことができた。
オ｢それならどうして私に言わないのですか｣
『だってオペラ君変態だもん』
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瀬奈 - カルエゴくんの頭文字とバラムくんの頭文字がバカになってるのウケるｗ (8月25日 0時) (
レス) @page22 id: c6462a906b (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき - めちゃめちゃ面白いです！これからも頑張ってください！応援しています (8月24日 10時) (レス) @page5 id: e818ab7371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2023年8月13日 2時
