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『ねぇオペラ君、あんなことやそんなことってどういうことを指すの?ねぇねぇ……』

純粋に疑問に思っただけなのに、何故か顔を背けたオペラ君をツンツンしながら質問を続ける。

バ「A先輩、オペラ先輩困ってますよ…」
カ「アンタも相当苦労してるんだな……」
『ねぇ、どうしてそっぽ向くの?ちゅーするよ?』
「「!?」」
オ「はい何でしょうどうされましたか?」
『あはは、やっとこっち向いてくれた〜』
オ「キスしてくれるんですよね?さぁ早く」
『どこがいい?』
オ「唇」
『おっけ〜、おでこね』

オペラ君の前髪を少しはらって、おでこにそっとキスを落とす。
カルエゴ君とシチロウ君の方を向くと、2人はゆでダコのように赤くなっていた。

『…あれ、私なんか変なことした?』
カ「……オペラ先輩、アンタには同情するよ…」
バ「女の子ってみんなこうなのかな…!?」

パクパクと口を動かす2人をよそに、先程の質問を投げかける。

『あんなことやそんなこととは?』
オ「キス…よりももっと先のことです」
『へぇ…なるほど、そういう事か……ん?でもそんなことやってないよね?私達』
「「え?」」
『だって、オペラ君がえっちな事したら私、普通に怒るもん』
バ「え、じゃあお2人は…?」
『付き合ってないよ?』


オ「……私はAが好きですよ」
『私も好きよ?大好き!!』
オ「……そうですね、知っています」

柔らかく微笑むオペラ君の顔を見つめながら、ごくごく当たり前のことを口にすると、カルエゴ君が青ざめていた。

カ「やっぱり……噂通りなんだな……」
『噂通りって?』
バ「A先輩、"バビルスのリリス"って呼ばれてるんですよ!!」
『あー…なんか聞いたことがあるような…?』


『だけど、私今までに恋愛経験無いのよね……ファーストキスもまだだし……』
バ「えっ、そうなんですか?」
『そうだよ?ファーストキスってロマンチックだと思わない?好きな殿方とするのが理想なんだ〜!』
カ「案外純粋なんだなアンタ……」

な、なんか……生暖かい目で見られているような…?親目線な気がする……。

オ「ファーストキスもまだということは…Aは処女なんですか?」
『…オペラ君、君はどうして私にセクハラするかなぁ?』
オ「処女なんですね?」
『初めて会った時もセクハラだったし……』
オ「今すぐ卒業しましょうか」


バ「すごい…全部無視してる……」
カ「全く分からないなこの2人は……」

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瀬奈 - カルエゴくんの頭文字とバラムくんの頭文字がバカになってるのウケるw (8月25日 0時) (レス) @page22 id: c6462a906b (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき - めちゃめちゃ面白いです!これからも頑張ってください!応援しています (8月24日 10時) (レス) @page5 id: e818ab7371 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らい | 作成日時:2023年8月13日 2時

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