�� ページ34
ケロリside
音楽祭での私たち
ケ「お願いしますカルエゴ先生。イルマさんにピアノの指導をしてあげてください」
カ「なぜ私に…?」
過去の音楽祭優勝クラスリストを調べてみると、私達の担任であるカルエゴ先生の名前を見つけた。その瞬間、私は彼こそがまさにイルマさん達の指導に相応しい悪魔であると確信したのだ。
厳粛な空気を纏うカルエゴ先生を前にして、頼み事をするのは非常に緊張する。だけど大丈夫よ、バラム先生にも裏をとってあるし、もしもの時はアクドルのコネを使ってでも……。
ケ「ぜひっ、力を…‼︎」
カ「いいだろう」
ケ「えっ」
といった経緯で案外すんなりと協力を得られた。そして現在、彼ら音楽チームは鬼のスパルタレッスンを受けている頃だろう。……これは音楽祭成功の為に必要なのよ。せっかくぴったりの講師を用意できたんだから、2人には頑張ってもらわなくちゃ。
そう思うとなんだかモチベーションが上がって嬉しくなり、らしくもなくスキップ気味で
ケ「ご、ごめんなさい‼︎」
『いえいえ、私もちゃんと前を向いていなかったからお互い様よ』
綺麗な声が頭上から聞こえ、良い香りが鼻腔を掠めたのでゆっくりと頭を上げてみると、事務員らしき1人の女悪魔が立っていた。分厚い眼鏡を掛けた、素朴な見た目の女性。だけど姿勢や肌、爪がとても美しい
資料を運んでいたようで、私とぶつかったことで落としてしまったようだ。拾うのを手伝っていると目に入ったのはリリス・カーペットの文字。……私達のやる演目だ。誰かに頼まれたのかしら?
『ありがとう。助かったわ』
ケ「あの…これって……」
資料を手渡しながらリリス・カーペットについて尋ねてみると、その
『私、この曲が小さい頃から大好きで……家に沢山資料があるから貸してくれって頼まれたの』
ケ「なるほど…」
『…って、話してる場合じゃ無かったわ！…またね‼︎』
ケ「は、はい…」
ケ「……"またね"?」
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らい(プロフ) - あまねさん» 素敵なコメントありがとうございます！読者の皆様がカルエゴ先生のお嫁さんですので､楽しんで頂けたら幸いです(ｰ̀֊ｰ́˶ჱ̒ (5月5日 23時) (
レス) id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - およめさんんんんんんんんんかわあいいい (5月4日 16時) (レス) @page36 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 悠鱸さん» ありがとうございます!!最近は忙しくてサイト覗けていなかったのですが､こちらでもコメント下さって凄く嬉しいです!是非今後ともよろしくお願い致します(^_ _^） (1月21日 17時) (レス) id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
悠鱸(プロフ) - やっぱりスゥッとお話が入ってきますね！？それほど語彙力があるというか、長さがちょうどいいと言いますか、吸収しやすいと言いますか…。あの…はい、好きです、。めちゃ好きです…好き以外の言葉が出てきません、それぐらい好きです、笑 完結するまで見まくります (1月21日 10時) (レス) @page21 id: 1e852fcc4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2023年12月13日 12時
