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??? ページ30

『さてさて、このお師匠様が約束通り君の質問に何でも答えてしんぜよう!!』
プ「ありがとうございますお師匠様〜」

Aさんって意外とチョロいって事に気づいた。持ち上げればあからさまに機嫌を良くするし、ウォーミングアップクリアのご褒美にと帰り道にジュースも奢ってくれた。

身に付けている物も高そうだから多分良いところのお嬢様なんだろうな。確か陰湿教師(カルエゴ)の知り合いって言ってたし、お貴族様の交流ってやつですか、そうですか。

『さぁ、何でもどうぞ?』
プ「じゃあ、まずはスリーサイズ教えて下さい」
『えっと…上から9じゅ…』

バチバチッ

『…痛っ』

何だ今のは。今Aさんの右手首から不穏な音がしたんだけど。それに"痛っ"って言ったよね?

カ「子供相手だからと気を許しすぎだ。……全く、"妖精"の異名はどうした」
『…もう、乙女の肌を痛めつけないでって言ってるでしょ?』

喉の奥がヒュっと音を鳴らす。右手首を擦りながら振り向いたAさんの後ろには、どす黒いオーラをまとった陰湿教師(カルエゴ)が立っていた。

……あ、やばい。僕多分死ぬかも。

カ「おい貴様…粛清(ころ)すぞ」
プ「いやちょっとした好奇心というか男なら気になることじゃないですか別に僕は聞かなくても良かったんですけど今後なにかの役に立つかなーなんて思ってあいたたたたた」

ケルベロスに踏まれて床と仲良しこよしになっちゃった。痛たたたた。

……ん?いや待てよ、そういえば"妖精"って言った??妖精っていえば確かプルソン家と偶に合同任務をしてた家系の異名だったような……。

プ「…もしかしてAさんって、名門ティターニア家の悪魔なんですか?」
『わ〜、ちょっと聞いた?名門だってカルエゴ君!!』
カ「あぁそうだな、…うん、分かった、分かったから肩を叩くな!!」

嬉しそうにバシバシと陰湿教師(カルエゴ)の肩を叩くAさんがあの名門貴族の悪魔だったとは……やっぱり僕、今日で死ぬのかもしれない。

『でも私、今は嫁いだからもうティターニアの悪魔じゃないの。そんなにかしこまらないで?』
プ「あ、はい……え?」
『ほら、私こう見えても既婚者なのよ?』

Aさんの左手の薬指で光る指輪はやはりそういう意味だったか。……ちぇっ。

『そういえば家名教えてなかったわね。
……ナベリウス・Aです。特訓はもっと厳しくなるから明日もよろしくね♡』
プ「……」













プ「ファッ!?」

????→←??



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らい(プロフ) - あまねさん» 素敵なコメントありがとうございます!読者の皆様がカルエゴ先生のお嫁さんですので、楽しんで頂けたら幸いです(ー̀֊ー́˶ჱ̒ (5月5日 23時) (レス) id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - およめさんんんんんんんんんかわあいいい (5月4日 16時) (レス) @page36 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 悠鱸さん» ありがとうございます!!最近は忙しくてサイト覗けていなかったのですが、こちらでもコメント下さって凄く嬉しいです!是非今後ともよろしくお願い致します(^_ _^) (1月21日 17時) (レス) id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
悠鱸(プロフ) - やっぱりスゥッとお話が入ってきますね!?それほど語彙力があるというか、長さがちょうどいいと言いますか、吸収しやすいと言いますか…。あの…はい、好きです、。めちゃ好きです…好き以外の言葉が出てきません、それぐらい好きです、笑 完結するまで見まくります (1月21日 10時) (レス) @page21 id: 1e852fcc4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らい | 作成日時:2023年12月13日 12時

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