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プルソンside
『あらあら、もう限界?まだウォーミングアップなのに…』
前言撤回｡この美女に騙された。
早速特訓に取り掛かろうと連れ出されたのはマジカルストリート｡Aさんと仲良くお買い物でも出来るのかと思ったら、実際は終わりの見えない隠れ鬼ごっこ。街中に紛れたAさんを気配を消しながら探し出すという鬼のような訓練に､僕の体力もメンタルも限界が近づいていた。
てか待って、今この
『君は"あの"プルソン家の御子息だし、カルエゴ君が私に講師を頼むくらいだから優秀な子だと思ってたのだけど……』
プ「‼︎」
はい今ムカつきましたー、もう完全に怒ったよ僕｡何なの馬鹿にしてくれちゃって。いくら美女でもねぇ、言っちゃいけない事と悪い事が…
『君なら出来るよね?出来ないなんて言わないよね?ねぇ⁇』
プ「…ﾊ､ﾊｲ」
……美女の圧って怖い。
『…あのね、プルソン君｡今どき個性を大事にしろとか､悪魔生の主人公は自分だとか言うおじさんが多いけれど、君という要素はあくまでも魔界の1部なんだよ』
プ「…え?」
四つん這いで息をあげる僕に目線を合わせるようにしゃがんだAさんは、突然不思議なことを言い出した。…あ、やっぱりこの
…じゃないや、きっと今Aさんは僕にアドバイスをしてくれたんだ｡特訓は鬼だし､ギブアップする度に言葉のナイフを刺されるけれど、Aさんはちゃんと僕のお師匠様をしてくれているんだ。
僕は今､この
プ「……あの、あともう一回お願いしていいですか」
『いいよ〜､でも時間無いからラスト一回ね』
プ「構いません｡だから、その……僕がAさんを見つけられたら、僕が聞きたいこと全部教えて下さい｡あと連絡先も教えて下さい」
『…あら、お熱い殿方は嫌いじゃないわ♡』
プ「!」
プ「…見つけた‼︎」
『ふふ、見つかっちゃった』
その瞬間、隠れ鬼ごっこには僕が勝ったはずなのに、何故か僕の方が負けてしまったような感覚がした。やっぱりAさんは食えないタイプというか、掴めない感じがする｡
『…じゃ、そろそろバビルスに戻ろっか｡約束は戻ってからでいい??』
プ｢…は、はい!!｣
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らい(プロフ) - あまねさん» 素敵なコメントありがとうございます！読者の皆様がカルエゴ先生のお嫁さんですので､楽しんで頂けたら幸いです(ｰ̀֊ｰ́˶ჱ̒ (5月5日 23時) (
レス) id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - およめさんんんんんんんんんかわあいいい (5月4日 16時) (レス) @page36 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 悠鱸さん» ありがとうございます!!最近は忙しくてサイト覗けていなかったのですが､こちらでもコメント下さって凄く嬉しいです!是非今後ともよろしくお願い致します(^_ _^） (1月21日 17時) (レス) id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
悠鱸(プロフ) - やっぱりスゥッとお話が入ってきますね！？それほど語彙力があるというか、長さがちょうどいいと言いますか、吸収しやすいと言いますか…。あの…はい、好きです、。めちゃ好きです…好き以外の言葉が出てきません、それぐらい好きです、笑 完結するまで見まくります (1月21日 10時) (レス) @page21 id: 1e852fcc4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2023年12月13日 12時
