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「くそっ…女の癖に…‼︎」
『…ジブンは男ですが?』
自己紹介より部下紹介の方が長いなんて、イルマ君らしくてとっても素敵。なんて心優しい子なんだろうこの子は。だからこそ従うし命を賭けてでも守ろうと思えるのだ。
「俺らはカムカムに用があるんだよ‼︎」
イ「⁉︎」
『
なんだあの男。私の可愛い可愛い天使が喋っているのに、そんな天使に容赦なく殴りかかってきた。
イルマ君は避けるのがすごく得意だけど、もしもそれでかすり傷なんか出来ちゃったらどうしてくれるんだこの野郎｡え、処す?処すか?
イ「ケガはありませんか?よかっ…」
あぁ‼︎イルマ君‼︎背後‼︎バット持った怖い大人が居るよ⁉︎
今私が居る位置からは離れていてすぐに助けることが出来ない。…まっっじで最悪だ、あいつ後で殺す。
「ごちゃごちゃうる「邪魔」
『オペラ‼︎』
オペラが蹴りを入れてくれたおかげで、可愛いイルマくんは無事だった。流石は若頭護衛である。
オ「いつまでやってるんですカルエゴ君。鎖に繋がれて護衛というより"ペット"ですね」
オペラの煽り文句に反応したカルエゴさんは、腕に巻き付いた鎖を自分の方へと引き寄せてそのまま
カ「生憎、」
カ「貴様のような首輪は付いてないがな」
オ「……」
オ「あげませんよ?」
カ「いらん」
なんか仲良さそうだな、おい｡
…と、呑気に思っている私だが、私は絶賛大ピンチである。
別に
サラシが取れた‼︎やばい！！！！！
取り敢えず物陰に隠れたので誰にもこの無様な姿は見られていないが、近くにイルマ君がいる。カムカムさんもいる。オペラとカルエゴさんは既に私が女だということは知っているけれど、イルマ君は何も知らないからまずい。
向こうは落ち着いているみたいだし、今のうちに急いで巻き直して……
イ「さっ、3人は‼︎」
イ「僕の大事な、家族です‼︎」
『!』
サラシを高速で巻いていた手が途中で止まる。
……やっぱりイルマ君は、心優しくていい子だ。こんな私でも、カルエゴさんやオペラと同じように"家族"として認めてくれている。
嬉しさに顔を綻ばせつつ、またサラシを巻く手を動かし始めた。
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らい(プロフ) - さくらさん» 素敵なコメントありがとうございます!!素人の拙い文章ですが､楽しみにしてくれているなんて光栄です😭ゆっくり更新していきますので、是非これからも楽しみにしていただけると嬉しいです!! (3月21日 21時) (
レス) @page46 id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも最高のお話をありがとうございます😭続きも楽しみに待ってます！受験も頑張ってください！！ (2月12日 22時) (レス) @page46 id: e8dfac7bef (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち - 続きが早くみたい！ (11月9日 23時) (レス) @page22 id: 8e30180732 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 蓬さん» いつもご愛読頂きありがとうございます‼︎今回の作品も楽しんでいただけたら嬉しいです🥰 (10月29日 23時) (レス) id: 548d1d254d (このIDを非表示/違反報告)
蓬(プロフ) - 最近、忙しくて久しぶりに来てみたら新作が😭😭😭今回の作品も大好きです…ほんと、大好きです、ありがとうございます🥹 (10月29日 23時) (レス) @page16 id: 78f3750f7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2023年10月16日 20時
