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『ふぅー…。サッパリしたし、さっさと帰ってシャリちゃんに癒してもらお〜♡』
軽く汗を流し終え、シャワールームから出てサラシの上にタンクトップだけを着て水を飲む。
この時間にシャワールームを使う構成員は居ないし、別にこのままでも大丈夫だろう。
……と、思っていたのが間違いだったのかもしれない。
呑気にスマホをいじって明日の予定を確認していると、ガチャリとドアが開く音が鳴った。
え、嘘でしょ?なんで、いつもは誰も入ってこないのに、ど、どうしよ…誰だよこんな時に……。
ギギギ…と恐る恐る後ろを振り向けば、そこには今最も会ってはいけない危険人物が立っていた。
『あ……お、オペラ…!?』
オ「…は？」
いち早く危険を察知し、急いで服を着る。やっっべぇぇ!!今すぐここから立ち去らないと、なんか…なんか危ない気がする!!本能が呼びかけている!!
『お、おおおおお疲れ!!じゃあジブンは帰るか…らっ!?』
オ「おい待て」
そそくさとオペラの横を通り過ぎようとした途端に、右手首を掴まれて強引に引っ張られた。
表情が全く見えなかったオペラが怖くてたまらない。…な、何か言い訳を……。
オ「お前…それ……」
『え…?……っ!?』
目を泳がせながらすぐに返してもらえる口実を考えていると、鎖骨あたりを指さされ、つー…と確認するようにしてなぞられた。
オ「…鎖骨下の2つ並んだホクロ」
『ﾋｭｯ』
オ「……」
『ど、どどどどどうした?』
次の瞬間､視界がぐらりと揺れた。
バランスを崩して床に倒れてしまい、少し頭を打ってしまった。痛ってぇ……。
…って、違う!!押し倒されているんだ!!目の前の獣に!!目つきが明らかに違うもん!!
ジタバタと暴れながら必死にシャツを抑え、ボタンを外そうとしてくるオペラに抵抗する。
ここ最近鍛えてて良かったよ本当に!!
オ「確認したいことがある」
『ちょっ…!君、人の服を脱がそうとしながら何言ってるんだ!!離せっ…あっ!?』
ブチブチブチッ!!
ボタンが弾け飛び、タンクトップだけの姿になると、今度は私が止めるよりも早く手がかけられてサラシを巻いた胸元が露になった。
『あ……』
オ「……」
オ「お前…女、だったのか…?」
『……ち、違う』
苦しい言い訳なのは分かっている。だけど、認めたくない。
先程の争いで私の上に馬乗りになっているオペラは、信じられない、といった顔をしていた。
オ「いや、これ…どう見たって女…というかお前、
シャル…?」
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らい(プロフ) - さくらさん» 素敵なコメントありがとうございます!!素人の拙い文章ですが､楽しみにしてくれているなんて光栄です😭ゆっくり更新していきますので、是非これからも楽しみにしていただけると嬉しいです!! (3月21日 21時) (
レス) @page46 id: 686171bb39 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも最高のお話をありがとうございます😭続きも楽しみに待ってます！受験も頑張ってください！！ (2月12日 22時) (レス) @page46 id: e8dfac7bef (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち - 続きが早くみたい！ (11月9日 23時) (レス) @page22 id: 8e30180732 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 蓬さん» いつもご愛読頂きありがとうございます‼︎今回の作品も楽しんでいただけたら嬉しいです🥰 (10月29日 23時) (レス) id: 548d1d254d (このIDを非表示/違反報告)
蓬(プロフ) - 最近、忙しくて久しぶりに来てみたら新作が😭😭😭今回の作品も大好きです…ほんと、大好きです、ありがとうございます🥹 (10月29日 23時) (レス) @page16 id: 78f3750f7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2023年10月16日 20時
