もう少し ページ15
「洗濯物OK!!」
「部屋の片づけOK!」
炭治郎くんと付き合う前から、はるかにきれいになった私の部屋である。
別に前が汚かったわけではないが、めちゃくちゃきれいになってしまった。
どこを見てもピカピカである。
「じゃあ、また明日、朝食つくりに来るな!!」
『はーい…』
そして、今の炭治郎くんは、
_人人人人人人人_
> 完全に通い夫 <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
毎日、よくやるなー…
キスどころか、手も握らないもんね。
「おやすみなさい」
炭治郎くんが戸を開け、笑顔でこちらを向きながら言った。
『‥‥』
その様子を黙って見ていた私。
気付いたら、
炭治郎くんの袖をつかんでいた。
「えっ?」
炭治郎くんが驚いたように、こちらを振り返った。
それで、私は我に返る。
顔が赤くなるのが、自分でもわかった。
私、何を…
「どうかしたか?」
『へっ!?え…っと…』
炭治郎くんが相変わらずの優しい笑みを私に向ける。
自分でも無意識の行動だったから、答えに詰まってしまう。
『別に…』
「未来の夫になんでも言ってくれ!!」
ごまかそうとしたが、炭治郎くんにそういわれた。
なんとなく、炭治郎くんと目を合わせられない。
反射的に横を向く。
『…今日は泊っていけば?』
自分はこんなに不器用なのか。
恋愛経験は豊富だと思っていたのに。
つい素っ気ない言い方になってしまう。
自分の言いたいことを炭治郎くんみたいに率直に言えない。
炭治郎くんは固まっている。
・
・
はやくなんか言ってよ…
122人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょこれーと(プロフ) - マグロ丼さん» ありがとうございます!!自信ありです(笑)何度もコメントありがとうございます!頑張ります! (2021年3月5日 16時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)
マグロ丼 - 受験お疲れ様です!これからどうなるか、めっちゃ気になります!更新頑張って下さい!応援してますヾ(≧∀≦*)ノ〃 (2021年3月4日 20時) (レス) id: f25e67f1f1 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(受験のため、占ツク封印中)(プロフ) - マグロ丼さん» うわぁぁ〜、ありがとうございます!!!これからも重く、頑張ります炭治郎(笑) (2021年2月26日 17時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)
マグロ丼 - 素敵な作品をありがとうございます!とっても面白いです!これからどうなるか楽しみです!更新頑張って下さい!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!! (2021年2月25日 21時) (レス) id: f25e67f1f1 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(受験のため、占ツク封印中)(プロフ) - こなつさん» コメントありがとうございます!これからもグイグイ行きます(笑)更新頑張りますね!! (2021年2月23日 22時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちょこれーと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/64be1a2e2a1/
作成日時:2021年2月20日 20時