炭治郎くんの愛が重すぎる…！【竈門炭治郎】【鬼滅の刃】

ヘンなヤツ ページ9

『私とこういうことしたいんでしょ？』





そう炭治郎くんに言った。


改めて炭治郎くんの顔を見る。


すると、





「…/////」赤ッ





めちゃくちゃ顔が真っ赤だった←





『…』






りんごみたい？


そんなレベルじゃない。


青森県のりんごの赤を凝縮した感じだ(伝われ)。


あ、結局りんごだわ←





「わぁぁぁぁぁ！！！！」





炭治郎くんは、そう叫んだ。


近くにあったクッションで顔を隠し、私から距離をとる。





「なにしてるんだ！？嫁入り前の女の子が‥‥！！」


『…？』





炭治郎くんがクッションを顔の前に持って行ったまま、慌てて私に聞いた。


炭治郎くん、本当に分かっていなかったのか。





『なにってキスだよ。付き合ったら、すぐにでもしたいでしょ？』





私は当然の顔で答える。


というか、こんなのでテンパるヤツを初めて見た。





『今までの彼氏はみんなそうだったよ？』





私が言うと、炭治郎くんの肩がビクッとなった。


相変わらず、クッションを持ったままである。





「…今までの人はそうかもしれないけど、俺にとってはAさんが初めてで…」





炭治郎くんがもごもご話す。


そして、クッションから少し顔をのぞかせて言った。





「未来のお嫁さんをすごく大切にしたいので、その…簡単にはしたくない。」


『…！』





真っ赤な顔のままで、でも私の目をしっかりと見て言った。


炭治郎くん、彼女いたことないんだ。


ウブなのは、少しだけ意外だった。

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