Episode�� ページ8
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あと少しで唇が触れ合う、その時。
〜〜〜♪
そういえばさっきレンジに入れた夕飯が温め終わったらしく、場に合わない軽快な音楽が部屋に響く。2人して音の鳴る方を振り返って固まる。
…嘘だろレンジ。もうちょい空気読んでくれ。
『…ふふっ、タイミングがっ…ww』
「忘れてた…」
『ごめんね、ご飯時に』
Aちゃんが肩を震わせて笑っていた。おかげで雰囲気はどっかいったけど、まぁいいやと思えた。Aちゃんが帰ろうとするので、送っていくと言えば「またご飯冷めちゃうよ」と断られる。
『…またね』
「うん」
そう言って俺に軽く手を振ったAちゃんの顔がまだ赤くて、俺もつられたように顔が熱くなって手を振り返す。扉が閉まってAちゃんがいなくなると、俺は床に座り込んだ。
ずっと怖かった。
『…Aです、よろしくね』
『ひばりくん、あそぼー！』
『ひばりくっ、おにーちゃんがいじわるするー！！』
『雲雀くん！いつものカフェオレ！』
『私を雲雀くんの彼女にしてください…！！』
Aちゃんが俺の隣にいることが当たり前だったから。いつか離れてしまうんじゃないかって、俺以外の奴がAちゃんの心を盗んでしまうんじゃないかって。だけど、Aちゃんの傍にいられないのが1番辛いから、どんな形でも傍にいられたら幸せだって思おうとした。
それでも。いつか離れてしまうとしても。今のAちゃんが欲しい。俺だけのAちゃんにしたい。一度そう認めたら、もうどうにもできなくて。
この気持ちは消さないとって思ってた。ああ、でも。
「Aちゃんが、俺のことすきって言った…」
もう離せなくなってもいいのかな。
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ちょこれーと(プロフ) - すと@STo_dreamさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです…(´；ω；‘)更新頑張ります！！ (2月19日 11時) (
レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
すと@STo_dream(プロフ) - 新作！！待ってました！！もう既に神小説の予感しかしません…。ちょこれーと様ありがとうございます！次の更新が待ち遠しいです(笑) (2月18日 20時) (レス) @page4 id: 47475b39fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこれーと
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/64be1a2e2a1/
作成日時：2024年2月18日 15時
