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「実はお化けが超怖いこととか？手先不器用なこととか？人参食べれないところとか？」
『ちょ、それは…！』
「あと、俺の作った料理美味そうに食べるとことか、結構寂しがり屋なとことか、俺のことになると何でも一生懸命で俺のこと大好きなとことか」
雲雀が並べていった言葉は全部図星で、何も言えなくなる。雲雀はそんな私の様子をちょっと嬉しそうに、優しく見つめてくる。
「身長も俺のが高いし！Aくらいのがすぐちゅーできるでしょ…んは、こうやって」
『〜〜っ、バカじゃないのっ』
「そうですよぉ、俺はAバカだから。ね、ほら…そうやってすぐ照れんのもかわいい」
今は座ってるから関係ないのに、肩を引き寄せられたかと思えばそっと口づけられる。そのまま腕を引っ張られて、私を雲雀の胸の中に入れられる。この赤い顔を見られたくなくて、そのまま顔を埋めた。いつもは女の子にきゃーきゃー言われてても、雲雀の前だとこんな風だ。
恥ずかしくて悔しくて、嬉しかった。
「というわけで、Aはめちゃくちゃ可愛い女の子です。異論は認めません。」
『…そう、かなぁ』
「そう！絶対そうやから！」
雲雀が伝えてくれる言葉は真っ直ぐだ。ふふっ、と思わず笑えば、それを見て雲雀は優しく笑ってくれた。そして、ちょっと意地悪に微笑むと私の耳に顔を寄せる。
「ってか、彼女の可愛いトコなんて彼氏だけ知ってればいいんよ」
そう耳元で囁く。な？、なんて首を傾げて言う雲雀はずるいほどカッコよくて。
雲雀に「かわいい」って思ってもらえるならもういいやと思った。雲雀以外にかわいいなんて思われる必要なんてないじゃん。私の弱点とか苦手なこととかも雲雀だけが知っていてくれればいい。そんな雲雀のことが大好きなことも、雲雀だけが知っていてくれたらいいや。
だって、私が雲雀のカッコよさに敵う日なんてきっと来ないから。
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あなたがいる世界なら【lrn】→←かわいいって思うけどな【wtri】
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ちょこれーと(プロフ) - しきさん» コメントありがとうございます！少しずつ解像度あげて書けるように頑張ります！ (3月7日 21時) (
レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
しき(プロフ) - ﾋ-ﾛーまってます！ (2月28日 20時) (レス) @page39 id: 3ca2ff76bf (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - 征狐さん» コメントありがとうございます！正直メンタル終了してたことが多々あったので、ゆっくり休みます…。ありがとうございます！！ (2月12日 15時) (レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
征狐(プロフ) - 合格おめでとうございます！今まで大変だったと思います、ゆっくり休んでくださいね…✨ (2月12日 15時) (レス) id: 884f1b32a5 (このIDを非表示/違反報告)
のんはる(プロフ) - ちょこれーとさん» 私なんかの小説を！？ありがとうございます！！これからも更新楽しみにしてます！！ (2月10日 21時) (レス) id: 938b37ffce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこれーと
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/64be1a2e2a1/
作成日時：2024年1月2日 15時
