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『何でこんな時に日直…！！遅れたら葛葉くんが怒るかも…！？』
クラスは同じだから一緒に教室から出ればいいんだけど、何となく恥ずかしいのと怖いのとで校門の前での待ち合わせにしてもらったのはいいのだが。こんな時に限って私は日直で、先生から荷物を職員室まで運ぶように指示されてしまった。
あの葛葉くんを怒らせたら何されるか分からない。急いで運んでいると、荷物の1つが箱から落ちそうになる。
「…っぶね」
『く、葛葉くん…！』
でも、それは落ちることなく後ろから伸びてきた葛葉くんの手によって支えられた。遅すぎてキレに来たと思ってビクビクしていたけど、どうやらそうではないようで、心配して戻ってきてくれたらしい。
「俺も、半分運ぶ…ッス」
『ありがと…！』
葛葉くんはひょいっと私から荷物を半分ほど抱えた。横の葛葉くんを見ると、耳が少しだけ赤く染まっている。
なぜかずっと敬語だし、私のこと心配してくれてたし、荷物も持ってくれたし…。もしかして葛葉くんって、ちょっと不器用なだけでめちゃくちゃ優しい？私が見た目で過度に怖がってただけなんじゃ…。
「スー…あんま見られると…」
『っあ、ごめんなさい！』
「…Aサンならいいすけど別に」
思わずガン見していたことに気付き慌てて顔を背ける。私ならいいと顔を真っ赤にする葛葉くんを見て、本当に私のこと好きなんだなんて、告白されたくせに今更気付く。
私の顔も少しだけ熱かった。
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ちょこれーと(プロフ) - しきさん» コメントありがとうございます！少しずつ解像度あげて書けるように頑張ります！ (3月7日 21時) (
レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
しき(プロフ) - ﾋ-ﾛーまってます！ (2月28日 20時) (レス) @page39 id: 3ca2ff76bf (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - 征狐さん» コメントありがとうございます！正直メンタル終了してたことが多々あったので、ゆっくり休みます…。ありがとうございます！！ (2月12日 15時) (レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
征狐(プロフ) - 合格おめでとうございます！今まで大変だったと思います、ゆっくり休んでくださいね…✨ (2月12日 15時) (レス) id: 884f1b32a5 (このIDを非表示/違反報告)
のんはる(プロフ) - ちょこれーとさん» 私なんかの小説を！？ありがとうございます！！これからも更新楽しみにしてます！！ (2月10日 21時) (レス) id: 938b37ffce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこれーと
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/64be1a2e2a1/
作成日時：2024年1月2日 15時
