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私に言った通り、ひばは本当に泣いてもやめてと言っても止まってくれなくて、いつもは私の様子を見ながらだけど今日のは一段と激しかった。やっぱり途中でかけてくれる言葉は優しかったけど。それに、ひばが私を求めてくれるのが嬉しかった。
「…ごめん、体大丈夫？」
『うん、平気』
おかげで酔いも醒めて、ひばが心配そうに顔を覗き込んでくるのに答える。ひばはそれを見て安心したように笑うと、軽く私にキスをした。しばらく私を愛おしそうに見つめていたひばが、ぽつりと呟く。
「Aって、ほんと俺に甘えるの下手だよな」
『っえ！？』
「今日も奏斗に色々吹き込まれて、お酒にまで頼っちゃってさぁ〜…。シたかったんじゃなくて甘えたかった方が大きいでしょ？」
この流れで甘やかす言葉じゃなくて、急に辛辣なことを言うから本気で驚いた声が出た。奏斗くんのことまでお見通しだとは思わなくて、「違うの？」と追い打ちをかけてくるひばに渋々頷く。奏斗くんとひばが仲が良いからか、私が分かりやすすぎるのか。…悔しいけど多分後者なんだろうな。
私がそういうことをしたい時にひばが言ってくるのは、そういう事かもしれない。
「…そういうとこ、めちゃくちゃかわいい」
『う、うるさい…』
「さっきは散々煽ってきたくせに」
かわいい、を連呼されてどうしていいか分からない。ひばは優しく目を細めると私を抱きしめてそっと頭を撫でた。大人しく体を預ければ肩を抱かれる。肌と肌が触れて鼓動が速まるけど、それさえ心地いい。
「あと、俺を煽るのはいーけど、他の男の名前を出すのはやめて」
『…それは、ごめん』
ひばから伝わってくる熱と優しい声に安心して、だんだん瞼が落ちてくる。おやすみ、というひばの声が聞こえた。
後日カフェで奏斗くんに割と本気で説教をしているひばを止めるのはまた別のお話。
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新作です！良かったら！！
【2j3j】溢れるほどの愛で満たして【hbr】
ここのシーンの書けなかったとこも気が向いたら別サイトにあげるかもです笑
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ちょこれーと(プロフ) - しきさん» コメントありがとうございます！少しずつ解像度あげて書けるように頑張ります！ (3月7日 21時) (
レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
しき(プロフ) - ﾋ-ﾛーまってます！ (2月28日 20時) (レス) @page39 id: 3ca2ff76bf (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - 征狐さん» コメントありがとうございます！正直メンタル終了してたことが多々あったので、ゆっくり休みます…。ありがとうございます！！ (2月12日 15時) (レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
征狐(プロフ) - 合格おめでとうございます！今まで大変だったと思います、ゆっくり休んでくださいね…✨ (2月12日 15時) (レス) id: 884f1b32a5 (このIDを非表示/違反報告)
のんはる(プロフ) - ちょこれーとさん» 私なんかの小説を！？ありがとうございます！！これからも更新楽しみにしてます！！ (2月10日 21時) (レス) id: 938b37ffce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこれーと
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/64be1a2e2a1/
作成日時：2024年1月2日 15時
