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「お邪魔、します…」
『いいから！とりあえずシャワー浴びてきていいよ。兄の服あるからサイズ分かんないけどとりあえず貸す』
「まじで、ごめん、ほんと」
ずっと謝って来る湊くんを半ば強引にお風呂に連行する。一人暮らしで良かったホント。タオルと兄の着替えを拝借して置いておく。
湊くんがシャワーを浴びている間、いつも配信でも元気な湊くんのああいう一面を知って、あんまり動揺してない自分に少し驚いた。まぁストレスとか溜めこんでそうだし、誰でもどうでもよくなっちゃうことってあるかぁ。
「ごめん、ありがとう」
『おかえり…』
そうこう考えていると、湊くんが戻って来た。いつもはセットされている髪がノーセットでふわふわなのは初めて見る。思わず見惚れていたのに気付いて、雑念を引き飛ばした。そうだ、もう1つ重要な問題があるじゃないか。
『…えと、鍵もないんだよね？泊まるところってある？とりあえず布団はあるし、別に私はいいんだけど、他にアテあるならそっちの方が湊くん的にもいいよね？』
もう夜は遅いし何となく他の誰かに今の湊くんを見られたくなくて、だけど流石にそんなことは言えないから、選択権は彼に与える。
「A」
『なに、』
「めっちゃ迷惑かけた俺が言う事やないけどさ、」
『うん』
「それ、他の奴にも同じ事すんの」
一瞬どういう意味か分からなかった。湊くんの顔を見てもその真意は分からなくて。最初は危機感の無さとか、そういうことを言われてるんだと思った。湊くんはたまに心配性なお兄ちゃんみたいなところがあるから。でもそういうことを言ったんじゃないって、すぐに分かった。
『……っ』
多分助けはすると思うけど、家には入れないかもしれない。お互いライバーだし、コラボすればてぇてぇとか言われるけど、この気持ちには蓋をしないといけないじゃん。なんて、頭の中で考えている余裕は無くなる。
目の前には湊くんと天井。少し体重をかけられれば、私の身体は簡単にソファーに沈んだ。
「……ちょっとは抵抗したらどうなん」
湊くんは私と目を合わせたままちょっと怒ったようにそう言った。
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ちょこれーと(プロフ) - しきさん» コメントありがとうございます！少しずつ解像度あげて書けるように頑張ります！ (3月7日 21時) (
レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
しき(プロフ) - ﾋ-ﾛーまってます！ (2月28日 20時) (レス) @page39 id: 3ca2ff76bf (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - 征狐さん» コメントありがとうございます！正直メンタル終了してたことが多々あったので、ゆっくり休みます…。ありがとうございます！！ (2月12日 15時) (レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
征狐(プロフ) - 合格おめでとうございます！今まで大変だったと思います、ゆっくり休んでくださいね…✨ (2月12日 15時) (レス) id: 884f1b32a5 (このIDを非表示/違反報告)
のんはる(プロフ) - ちょこれーとさん» 私なんかの小説を！？ありがとうございます！！これからも更新楽しみにしてます！！ (2月10日 21時) (レス) id: 938b37ffce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこれーと
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/64be1a2e2a1/
作成日時：2024年1月2日 15時
