Episode40 ページ41
・
不破くんはが家を出てちょっと後、折角の休日だから私も買い物に行くことにした。
カフェは先送りになっちゃったけど、不破くんは最近休みがなかったし久しぶりに友達と遊べて楽しいだろうな。
そう思うと私もちょっと嬉しくなった。
『そういえば、あのお店安くなってるかも』
色々なお店が立ち並ぶデパートや駅が近い通りを歩く。
最近新しい服も買ってなかった。
これから寒くなるし、コートでも買おうかな。
不破くんといるのも楽しいけど、意外と1人で買い物をするのも好き。
ちょっと前に安くなってたのを思い出して、お気に入りのブランドのお店に向かった。
『あれ、』
すると、見覚えのある後ろ姿を見つける。
近付いていくとやっぱり不破くんで。
行先一緒ってすごいなぁ、なんて思いながら不破くんの友達も一緒に挨拶しようと駆け寄った。
「さっきから迷いすぎよ、私だって暇じゃないんだから」
「えぇ〜、とりあえずさっきのとこもう1回寄っていいスか?」
「も〜、後で何か奢ってもらうから!」
「はいはい、奢りますんで…w」
隣に女の人がいるのを見て、私の足が止まる。
すごく仲が良さそうで、私より大人っぽくて美人なお姉さん。
気が付いたら、不破くんを見失っていて、
気が付いたら服を買うことも忘れて、家に戻ってきてしまった。
・
「ただいま〜」
『あっ、おかえり…』
家に帰って来た不破くんはいつも通り。
だから余計、今日見た光景が何度も頭に浮かぶ。
「疲れた〜…、超歩いたぁ」
不破くん、今日誰といたの?
聞きたいけど、聞きたくない。聞くのが怖い。
不破くんが女の人といたのは事実なのに、信じたくない自分がいた。
『私も今日出かけて、服買おうと思ったんだけどいいのなくて帰ってきちゃった』
「はは、そうなんや笑」
でも、彼女だからって制限とかしたくないし。
女友達もいるだろうし、そこは縛りたくない。
・
(今日は本当にス〇バ奢ってもらっちゃってありがと〜♡)
(またいつでも相談乗るわよ!)
違う、不破くんは私が考えてるようなことする人じゃない。
そう思いたいのに、ふとテーブルに置かれた不破くんのスマホの画面が目に入る。
多分今日一緒にいた人だろう女の人から、通知が入っていた。
・
皆様はこれが誰かお分かりで…?
・
1687人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょこれーと(プロフ) - 七瀬えぬ??@Nの嫁さん» コメントありがとうございます!返信めちゃくちゃ遅くなってすみません(´;ω;`)ウッ…こちらこそ、素敵なリクエストありがとうございます!感謝感謝すぎます…💖 (7月17日 13時) (レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬えぬ??@Nの嫁(プロフ) - ご完結おめでとうございます!(でいいのかな、?)リクエストも答えてくださりありがとうございました!!😭一枚上手な夢ちゃんとのfwさんの絡みがいつも顔が赤くなるくらい甘すぎて『てぇてぇ』でした、!!感謝感謝!!! (2022年12月3日 10時) (レス) id: 73fef89aef (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - 翠さん» コメントありがとうございます!ストーリー考えるの大変だったのでそう言っていただけると嬉しいです!翠さんにもいいことがありますよーに🌈 (2022年11月19日 12時) (レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - エイの干物さん» コメントありがとうございます!aknのから読んでくださったんですね!めっちゃ嬉しいです!! (2022年11月19日 12時) (レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - ひてゃんさん» コメントありがとうございます!読者の皆様のおかげで完結させることができました・本当にありがとうございます!! (2022年11月19日 12時) (レス) id: 3d98585397 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちょこれーと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/64be1a2e2a1/
作成日時:2022年10月1日 22時