【2j3j】唐辛子だけど甘いんです【akn】

◇意外とモテるのです ページ25

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これは私、どうするべきなんでしょうか。









「かわいいー♡」



「……っ、」










大学の門の前で明那が年上のお姉さんに囲まれて逆ナンされてます。
明那はめっちゃ戸惑って、何とかしようとしてるけど、若干こういう系の女の子には慣れてないから苦手っぽい。
明那は自己肯定感が低いだけで、普通にモテるからなぁ…


なんて言っている私も自分に自信が無いから、ちょっと怖くて救出に行けないのですが。
明那も逃げようとしてるけど、それもかなわない。
私だって人並みに嫉妬はするし、助けに行かなきゃだよね。










『あの…』



「ん？どうしたの？」










あっ、怖い怖い。
明那とお姉さんの間に割って入ると、救世主を見るような明那とは対照的に、お姉さんたちには怪訝な目で見られた。
でも、言わなきゃ。だって嫌だもん。私が彼女なんだから。









『えっと、その人私のかれっ……ツレなので…！！』









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「ごめんなぁ。彼女いるって訴えてたけどかき消されて…。マジで助かりました」



『ううん、大丈夫。私もちょっとビビってたけどね』



「あー、でも欲を言えばツレじゃなくて彼氏って言って欲しかったけどな」










大学から駅までの道を2人並んで歩く。
明那は降ろしたままの私の手を握って、いたずらっぽく笑った。










『ちょっと恥ずかしかった』










繋がれた手を指を絡ませて、恋人つなぎに変える。
ぎゅっと握ると、優しく握り返された。
あー、でもちょっと顔赤いよ明那。










『次は頑張るね』



「そんなホイホイ声かけられへんよ」



『それはどうかな』











もっと明那の彼女って自信をもって言える女の子になりたいな。
それまではきっと私のペースで大丈夫だ。











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気が付いたらお星さまがアッキーナカラーになっておりました！！
本当にありがとうございます！
これからテスト勉強で忙しくなるのですが、自分のできる限りで更新はしていきたいです！
亀更新になるかもしれませんが、精一杯頑張ります！







もう少ししたらまゆゆ出すかも…!!








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