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Aside
私が帰るのは明日。
今日も翔君と遊ぶ約束をしていた。
翔｢あっ！A〜！｣
遠くの方から手を振る翔君の笑顔に少しキュンとしてしまう。、、、ん？キュン？
翔｢どうしたんだよ？｣
｢えっ？あ、ううん。なんでもない。今日はどこ行く？｣
翔｢俺んち来てよ！｣
｢え、、、。｣
翔｢ん？嫌か？｣
｢いや、嫌とかでは、、、。男子の家に上がったことなくて、、、。｣
翔｢ん？なんだそんなことか！まあ何事も経験が大事だから！｣
そう言って私の手を握り(いや、掴み？)、どんどんと行ってしまう。
翔｢ただいま〜。友達連れてきた〜。｣
｢はっ、初めまして！｣
母｢ああ〜！酒巻さんとこの！どうぞゆっくりしてってね〜。｣
｢お邪魔します！｣
翔｢ほら！｣
｢すごーい！｣
翔君が見せてくれたのは、この家から撮った綺麗な夕焼けだった。
翔｢一番綺麗に撮れたんだ！｣
｢本当に綺麗、、、。プロみたい、、、。｣
翔｢いやぁ、まだまだだよ。、、、俺、カメラマンになるのが夢なんだ。｣
｢そうなの？、、、なれる。なれるよ、翔君なら絶対なれる。だってこんなに綺麗な写真が撮れるんだし、写真が大好きなんでしょ？｣
翔｢、、、ありがとう。カメラマンになったら、絶対Aのこと、撮るからな！｣
｢今は撮ってくれないんだーw｣
私が帰るまであと一日。
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名：すっさん x他1人 | 作成日時：2019年5月4日 21時
