酒巻の酒巻による日常。【オリジナル合作短編集】 (ページ22)

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酒巻事件ファイル#1 ページ22

A

どーゆーことよ？

～15分くらい前～

｢たっだいま－！玲音ー！｣

私には6歳になる弟、玲音(れお)がいる。

いつもはお母さんが家に居て、玲音を見てくれている。

今日も早く会いたかった－！玲音ホント癒し。可愛い！

｢玲音ー！！、、、え？｣

目の前に広がる光景。リビングに一人ぽつんと玲音が横になっている。

｢玲音っ！？玲音っ！大丈夫！？どうしたの！？お母さん！お母さん！｣

お母さんを必死に呼んでいると、テーブルの上の紙に目がとまった。

そこには、恐らく玲音の覚えたてでへにゃへにゃな可愛い字でこう書いてあった。

『おねえちゃんえ。
ぼくは、しんでいます。おうちのなかにいつぱいもんだいがかくされてるので、それお、みつけて、ぼくをいきかえらせてください！
れおより。』

ところどころ字が違うし、全部ひらがなだから読みにくいけど、ようするに脱出ゲーム的なそれだ。

｢お姉ちゃん、玲音がこのままだと大変だから頑張るね！｣

そう言って頭を撫でると玲音は嬉しそうに笑った。

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更新遅れてすいません！ネタが思いつかなくて、、、。