酒巻の酒巻による日常。【オリジナル合作短編集】 (ページ21)

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Aside

電話をして次の日柚流君と会える事になった。
何を話したかったかと言うと
どうするのか、どうしたいのか。これだけ…
しばらく待ち合わせ場所のベンチで待っていると柚流君がやってきた。
「ごめん、遅れた」
昨日の今日だからか気まずそうにしていた。
「ねぇ、柚流君はどうしたい？」
挨拶も何もしないで聞いてみた。困ってたったまんまとまってしまった
「おれは…」
言葉が詰まって出てこないみたいだから私から言う事にした。
「私は、遠距離でも連絡手段は手紙も携帯もあるんだし付き合ったままが良い。柚流君は？」
真面目な表情をして尋ねてみた
「俺は…。今の関係を繋げたい…俺だって遠距離でも続けたい…。出来たら引っ越しなんてしたくない……もっと、もっとAと一緒に居たい…」
同じ気持ちで嬉しかった。だけどもうちょっとで殆ど会えなくなるのかって気持ちもわいてきた。
「じゃあ遠距離になってもよろしくね」
そういって笑うと柚流君も嬉しそうに笑った
「…じゃあおれ手伝うように言われてるから…」
そうしてこんな事があってから数日後…
「じゃあね、また今度会お。」
柚流君が引っ越す日…お見送りしようと思って外に出たらちょうど柚流君が居て少し話していた。
そしたら柚流君のお母さんが「もう行くわよ」って言うから柚流君はそういった。
「私の事忘れちゃ駄目だからね？向こうでも頑張って……!」
そういって笑った。だけど少し視界が歪んで見にくかった…
「忘れる訳ないじゃん。毎日連絡するよ。それじゃあな、」
柚流君はそういうとニコッと笑った。だけど目には涙が浮かんでいた。
そして柚流君は車にのって行ってしまった…すぐ見えなくなってもういままで通り毎日会えなくなるのを実感した…私は部屋に戻った。
そして泣いて疲れて眠って起きたら柚流君からLineでメッセージが来ていた。「忘れ物があったから今度そっちに行くね」って…
いつ来るのかは未定らしいけど楽しみだな～… 時間があったら一緒にお店行ったりしよう…今から想像が膨らむよ

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そろそろ完結かなって思ったんですけど無理矢理過ぎますね…
次、新しいお話をすっさんお願いします