あの娘が憎い

8話 ページ10

私はおかしくなったのか空を見上げた

カナエ姉さんと最後に話した日もこんな月の日



「綺麗ですね」



鬼「あぁんっ？」



「今夜は月が綺麗ですね」



鬼「俺様にビビってとうとう頭が逝っちまったか？
良かったなァ！こんな綺麗な月の下で死ねてよ！」



「勘違いをなさってお可哀想に、
死ぬのは貴方ですよ！あなた！！」



鬼「なんだとぉ！」

鬼は攻撃してきた
こんな攻撃避けるなんて容易い

私はこれまで努力を重ねてきた、
日輪刀が無かろうが、型が使えなくても鬼と戦うことぐらい出来る！



「私は呼吸を使うもの！貴方のような弱い鬼の攻撃なんてもう受けませんよ」

挑発する、そうでもないと今にも逃げ出したくなるから、



鬼「あぁんっ！なんだとぉ！！
いや…お、お前、、さっきと明らかに感じか違う、なんだなんなんだ！」

なんだろう？今なら殺れる！！
そんな気がする！



「”全集中“ 月の呼吸 壱ノ型 “ 闇月・宵のみ、、
うわっ」

私は段差に躓き転けてしまった

その隙に鬼が、私は体制を整えようとした

私は本当に阿呆だ、


鬼「ふぅ、危なかったぜ！躓くなんて阿呆だな！おまえ！！」





「ガバッ」

鬼に腹を殴られ8mほど飛んでしまった
やばい、殺られる。立ち上がらなきゃ
呼吸で止血をしないと
あっもうダメ、助けて、ねえさ……






























































私の意識はここで途絶えた

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