あの娘が憎い

38話 ページ42

私は軽くカナヲに挨拶をしてすぐさま家へと帰宅した



私はしのぶ姉さん会った、、

姉さんは私を見て直ぐに抱きしめてくれた

とても暖かった



だけどっ！

まだまだまだまだまだまだまだまだ
彼奴が“栗花落カナヲ”がいる

いつまで姉さんの傍にいるつもりなの
私から妹の座を奪っておいて

彼奴は変わらずカナエ姉さんの形見の飾りをつけている

絶対に許さない！！

彼奴が今も蝶屋敷で幸せに生きていると思うとそれだけで反吐が出る

栗花落カナヲの大切なものすべてっっ



奪ってやる



しのぶ姉さんはカナヲに騙されてるだけよ

カナエ姉さんもしのぶ姉さんも私の事を大切にして下さらなかったけど
きっとカナヲが売られていてそれに同情してるだけよ

なにもかも奪ってやる


許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない 「姉上ー！朝餉は召し上がられますか？」


千寿郎君の声がした



「すぐ行くわ」


いけないわ、、
私にはもう大切な家族がいるのよ！
栗花落カナヲなんてどうでも良いの
私は幸せなんだから
しのぶ姉さんも幸せそうにしている
それの邪魔をしてはいけないわ、、、





自分の心がよく分からない












「おはようございます！兄上！！千寿郎君！！」


私は上手く笑えてるだろうか、、

なにも考えるな、考えてはいけない

大好きな家族がいるもの

私はとても幸せなんだから














不死川さんに逢いたい

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