あの娘が憎い

23話 ページ27

私は帰って直ぐに槇寿郎様に会いに行った


「槇寿郎様、ただいま帰りました」

槇寿郎様は今日もお酒を呑まれている



槇寿郎「…」

何も言われない



「私なんとか選別で生き残ることができました
私っ必ず“煉獄”の名に恥じぬ剣士になります。」



槇寿郎「…」

私は強い剣士になる、そして絶対に命を落とさない



「失礼しました」




___________


数日後


千寿郎「姉上〜！」

千寿郎君？どうしたんだろう？？こんなに慌てて



千寿郎「刀鍛冶さんがいらっしゃいました。」



「えっ！？千寿郎君、客間まで案内して！私、お茶を準備するから、お願いしますね！！」



千寿郎「はいっ！任せてください」








「失礼します」


目の前にはひょっとこのお面を被った方がいた
なんか思っていたのと違うわ
もう少し、、挨拶しなきゃ



「お待たせしました、煉獄Aです」

そう言い机にお茶とお菓子をおいた



ひょっとこの面「初めまして 私は鉄谷と申します。貴女の刀を打たせてもらいました」

そういい大きな木箱から刀をだした



「きれい」

口から言葉が自然と漏れた



鉄谷「気に入っていただけたようで何よりです」



「本当にありがとうございます！」



鉄谷「刀を握ってみてください」



「はいっ！」

どんな色に変わるんだろう？



鉄谷「おや、これは珍しいい」



千寿郎「すごいです！」



「わぁ！」

黄色と青がかかった色



鉄谷「こんな色変わりは初めて見ました。」

確かになんだか不思議な色の変わり方ね

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