あの娘が憎い

10話 ページ12

あれっ？ここはどこ？

炎を象った羽織を着ている、炎を思わせる髪色の男の人が私の手を握り眠っていた。

温かい…久しぶりに人のぬくもりに触れた気がする



男の人「目が覚めたか！鬼狩り少女！！」



「鬼狩り少女？」

そうだ、私は鬼と戦っていた
この人が助けてくれたのかな？



男の人「俺は煉獄杏寿郎だ！」



「えっと助けていただき本当にありがとうございます！私は…えっと、、」

あれっ？名前なんだっけ？
私はA、、姓はなんだっけ？
思い出せない、

「Aです。私は鬼狩りではありません。」



杏寿郎「よもや！鬼狩り少女は呼吸を使っていた、
誰に教わったんだ？」

私、なんで呼吸が使えるんだろう？
覚えていない
思い出そうとすればする程、頭が痛くなる



「すみません、誰に教わったんでしょう。
覚えていません、」



杏寿郎「そうか。君の意識が戻ってよかったがいつまでも此処に長居するわけには行かない。君さえよければ俺のうちへこないか？」

私は記憶が戻らない限り身寄りがない



「、、お言葉に甘えてもよろしいですか？」



杏寿郎「嗚呼、構わない！！」



「ありがとうございます」



それから列車に乗り煉獄さんの家まで向かった





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煉獄さんの家はとても立派で心底驚いた

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