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「貴方、本当に十二鬼月ですか?」
私がそう言うと鬼はピクリと動きを止めた
鬼「アッ?なんでだ?」
「だって貴方、十二鬼月なのに柱でもない私如きの攻撃避け切れなかったじゃない」
鬼「てめぇ!小娘!!俺は正真正銘の十二鬼月だぞ!」
愚かな鬼!挑発している事に気づいていない!
「雪の呼吸 漆ノ型 忘レ雪」
鬼は私のいきなりの行動に動揺している。
私はすかさず鬼の首を斬った
鬼「卑怯だぞっ!」
「ごめんなさい。卑怯な真似をしなくても私は貴方を倒せました。だけど、普通に戦ったら怪我を負っていたでしょう。ですのでお許し下さいね!」
鬼「クソっ!やっとやっと十二鬼月になれたのによォぉー!」
鬼は悔し涙を流す
「鬼さんが次に生まれ変わるとき、きっと鬼にならずに人間のまま生涯を送れるように心よりお祈り致します。」
鬼「何故、鬼にそんな言葉をかける」
「だって元は私達と同じ人間ですもの!
許すまじは貴方達をこんな目に遭わせた鬼舞辻無惨です!」
鬼「あの方は本当に恐ろしい。気をつけろ!」
「ご忠告痛み入ります!ではお休みなさい」
呆気なかった、この寺には生存者は居ない
誰も助けられなかったのかぁ
鎹鴉「伝令、A御館様ヨリ本部ヘ来ルヨウニ仰セツカッタ!!」
「本部?」
鎹鴉「黙ッテ着イテコイ」
私は鎹鴉に言われるがまま着いて行った。
「はァ私結構疲れてるのに…」
鎹鴉「ウルサイ!黙レ!!」
「貴方の方がうるさいわよ!!」
?「はじめましてお館様より命が下されました。私が屋敷までご案内します。」
いきなり、鬼殺隊の隊服を着たマスク?付けている人に話しかけられた。
「??」
どういう事??
鎹鴉「オマエ隠ヲ知ラナイノカ??」
「かくし?」
鎹鴉「背ニ“隠”ノ字ノ描カレタ黒子装束ヲ纏ッタ、
後処理部隊 鬼ト剣士ノ戦イノ後処理ヤ隠蔽、
負傷シタ剣士ノ救護ヲ行ウ
其レガ『隠』だ !覚エトケ」
それを言い残し鴉は飛んでいった。
「そうだったんですか、はじめまして黄泉塚Aと申します。よろしくお願いします!」
隠「案内役の理由で名乗ることはできませんが、
よろしくお願いします。
では、これを」
差し出してきたのは目隠しと耳栓だった
隠「屋敷は隠されています。
ですので今から私が貴方を背負いお送りします。」
「お願いします!!」
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紅葉 - 不死川実弥さんがおちがいいです!そして予測ですが、時透くんになりそう、、、 (2020年7月18日 18時) (レス) id: bea9161b20 (このIDを非表示/違反報告)
tsukkii - とても面白かったです!更新頑張ってください!オチは、時透無一郎君がいいです! (2020年6月8日 0時) (レス) id: b1b4cd170b (このIDを非表示/違反報告)
さあ - 時透無一郎くんでお願いします!更新頑張ってください! (2020年4月11日 9時) (レス) id: cc4d70e3c4 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 時透無一郎君で!お願いいたします!更新、待ってます (2020年4月7日 14時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(プロフ) - 時透無一郎くんでお願いします!更新してくださると嬉しいです! (2020年3月20日 6時) (レス) id: 61af1aec7c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年10月6日 18時