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最終選別が終わり、

『師匠に会いたい』そう思う一心で休むことなく師匠の元へ帰っていた
藤襲山から家まではかなりの距離
3日間歩き続けている、

私はほぼ無傷だが、流石にしんどい…
藤襲山を下り始めた頃から凄まじい疲労感に襲わている。


あと少し頑張れ私!



うん?あれは師匠?

家の前で仁王立ちしている
私の姿が見えたからか師匠は病にも関わらず物凄い勢いで走ってきた。



師匠「A!A!」



「師匠!」



しんどい、だけど足が自然と動く。



師匠「A」

師匠は私の名前を優しく呼んでギュッと抱き締めてくれた。



「ししょぉぉおおう!わたじ頑張っだ!」

涙が溢れてちゃんと話せない



師匠「おめェが中々帰ってこないから死んだかと思ったじゃねぇ!心配させやがって!この馬鹿娘がっ!!」



「おどうざん」

いつからだっただろうか、
私が師匠の事をお父さんではなく師匠と呼ぶようになったのは…




師匠「よく帰ってきたA、さすがは黄泉塚高虎の子だっ!」






今日は師匠の傍を離れなかった



_________



最終選別から十三日。



?「こんにちは、黄泉塚A殿の刀を打たせていただきました。鉄穴森です。」

ひょっとこの面を被った男性が訪ねてきた。


「あっ私が黄泉塚Aです。刀を造って下さりありがとうございます。お疲れでしょう、どうぞ上がってください。」



鉄穴森「お気ずかい感謝します。どうぞ刀です、ご所望通り刀を二本打たせていただきました。」



そう言って包みから刀を出し、説明をする鉄穴森さん。その熱量に圧倒されていれば、師匠が居間へやってきた。



師匠「あっおめェ鉄穴森じゃねえかァ!久しいな!!」

何これ?知り合いなの??
2人の会話から恐らく昔から親交があったのだろうと汲み取り、お茶やお菓子をだせば、いい娘さんですね。と誉められる。


師匠「なんだ、コイツの担当はお前か。相変わらずだな」



鉄穴森「黄泉塚さんお久しぶりです。まさか貴方の娘さんでしたか」



師匠「嗚呼。にしてもおめェ良い刀造るようになったなァ、A早く握ってみろ!」



「あっはい!」

私が刀を握ると鋼が浅葱色に変わった



鉄穴森「浅葱色、貴方の瞳の色と一緒ですな!とても綺麗です。」



師匠「よかったなァ!」

そう言う師匠は私の頭をクシャっと撫でた。

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紅葉 - 不死川実弥さんがおちがいいです!そして予測ですが、時透くんになりそう、、、 (2020年7月18日 18時) (レス) id: bea9161b20 (このIDを非表示/違反報告)
tsukkii - とても面白かったです!更新頑張ってください!オチは、時透無一郎君がいいです! (2020年6月8日 0時) (レス) id: b1b4cd170b (このIDを非表示/違反報告)
さあ - 時透無一郎くんでお願いします!更新頑張ってください! (2020年4月11日 9時) (レス) id: cc4d70e3c4 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 時透無一郎君で!お願いいたします!更新、待ってます (2020年4月7日 14時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(プロフ) - 時透無一郎くんでお願いします!更新してくださると嬉しいです! (2020年3月20日 6時) (レス) id: 61af1aec7c (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年10月6日 18時

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