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鬼殺隊に入ると決めてから早数年、

私が師匠から教わった『雪の呼吸』は水と風から派生したという少しばかり珍しい呼吸らしい。

雪の呼吸は師匠があみ出したもので、捌の型まである。
雪の呼吸を使うものは私達以外見た事ないと仰っていた。
私も雪の呼吸が1番しっくりしている。



「師匠、私行くね!」



師匠「おいっA!ほんとに行くのか?今引き返しても遅くない。やめとけ!!」



「師匠…」



師匠「俺はおめェを鬼殺隊に入れるために刀を教えたんじゃねェ。」



「分かってるよ、師匠が私に刀を教えたのは自分の身を守れるようになるようにって、」



師匠「それだったら…」



「私の目標は師匠の様になる事!
知ってるんだよ私。師匠が柱だったこと…」



師匠「なんで知ってんだァ!」



「”あまね様“に聞いたんだ!師匠の事」

あまね様は年に一度、師匠の元へ挨拶に来ていた。
私は興味本位で師匠の事を聞いてしまった。
そしたら『冬柱』だったって…
そこで柱が鬼殺隊最高位剣士の事だと知った。



師匠「何人も何人も鬼に喰われたんだ!鬼は未知の力を持っている。人間は適わねぇんだっ
お前は鬼の餌になる気かァ!」



「私、師匠のこと大好き!強くなって師匠の刀を他の人に教えていきたい。」



師匠「勝手にしろ…」

そう言うと師匠は私に刀を投げた。



「刀?」


師匠「鬼の急所は頸だ。しかし通常の刃物で頸を斬っても殺せない。鬼殺隊の刀は特別な鋼で造られている。その名を『日輪刀』!」



「師匠、ありがとうございます。」



師匠「その刀は俺の命も同然。必ず持って帰れ。」

師匠の遠回しの“生きろて帰ってこい“という言葉に涙が溢れそうになった。



「師匠、命に替えても持ち帰ります。
今まで私を育ててくれてありがとうございました。」



師匠「早く行け、最終選別に、間に合わなくなるぞ!」

そう言う師匠は私の肩を押した。



「行ってきます!」



私は最終選別が行われる”藤襲山“へ向かった。

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紅葉 - 不死川実弥さんがおちがいいです!そして予測ですが、時透くんになりそう、、、 (2020年7月18日 18時) (レス) id: bea9161b20 (このIDを非表示/違反報告)
tsukkii - とても面白かったです!更新頑張ってください!オチは、時透無一郎君がいいです! (2020年6月8日 0時) (レス) id: b1b4cd170b (このIDを非表示/違反報告)
さあ - 時透無一郎くんでお願いします!更新頑張ってください! (2020年4月11日 9時) (レス) id: cc4d70e3c4 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 時透無一郎君で!お願いいたします!更新、待ってます (2020年4月7日 14時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(プロフ) - 時透無一郎くんでお願いします!更新してくださると嬉しいです! (2020年3月20日 6時) (レス) id: 61af1aec7c (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年10月6日 18時

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