2染 ページ4
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朝、普通に学校に来て、心操くんの隣へ座る。おはよう何て笑えば彼は顔を歪める。
「毎回そのキモチワルイ笑顔どうにかなんないの?」
「あら、外面よくするのは大事よ?心操くん」
「…ほんっとお前が何で悪者にならないのか不思議だよ」
そう言う心操くん。そりゃあ勿論、隠してるからネ。本心は隠すものだよ。
「言ったでしょ？私は私にしかキョーミないの」
だからヒーローも敵も、私からしたらただのヒト。何て笑ってスマホを開く。カメラロールを見て都合の良さそうな雄英生徒を探す
「ハァ…そうだったね」
呆れた様な心操くんの声を聞き流して、いつの間にか来ていたセンセイを見る。
「あぁ血染。お前は職員室に行け」
目があって、そう短く言われる。どうせ昨日の写真についてかな。適当に返事をして職員室へ行く。
「失礼しまーす…」
ガラリとドアを開けて言えば昨日もあったミッドナイトがこちらに来る。その手には、挟んだ写真たち。
「…これ、どうしたの？」
「…たまたまその場面に遭遇しまして。言ったって納得されないんだろうなと思い撮ったまでです」
「それはわかったわ。…何でこの3人だと思ったの？」
「……そうきたか」
向かい側に座るミッドナイトの言葉にポツリと呟く。あぁコレは少々面倒くさいなァ…何で、なぁ。
「名前、呼んでるの聞こえたんですよ。」
思ってもいない、聞いてもいない事をスラスラと言えば、眉をひそめながらも納得したミッドナイト。
本当にいいのか？納得しちゃって、ミッドナイト。何て心の中で思う。
「もう授業始まるんで、戻っていいですか？」
あくまでも、優等生みたいに振る舞う。バレたらきっと、私金欠になるわ。って言っても多分
バレてる予感はする。あぁ、早めにグルの奴探さなきゃ。
「え、えぇ…ごめんね急に」
「いえ、大丈夫ですよ。…誰にでも隠したいコト、ありますもんね？」
そうドアを閉める。…あの3人と仲が良い奴は見当がついている。
その中であの時居る事が出来た個性の奴、で絞れば10人位居たのがあら簡単、3人になった。
「…まずは、カメレオン君かなァ」
スった学生証を見て笑う。擬態や隠れる事が出来る個性は彼が一番有力。
今日でもあたってみよう。スマホのカメラロールを探りながら教室へ戻る
「…あった〜、ラッキー」
見つけたカメレオン先輩の犯罪写真をSDカードに移して削除する。
「…何か楽しそうだね。いつもよりキモチワルイ」
「楽しいコトできたからねぇ…心操くん」
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茉莉(プロフ) - 満月さん» 夢主ちゃんもこの時ばかりはヒーローになれました！今後の伏線にもなる重要な部分になる予定です！うおぉ、コメントありがとうございます！素直に嬉しいです！ (2018年7月17日 3時) (
レス) id: ab41f3692f (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 夢主ちゃんが、子供を庇ってくれた！体が勝手に動いてた…ヒーローですね！ (2018年7月16日 22時) (レス) id: d83bdf162b (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - 満月さん» いえいえ！よかったです！ (2018年7月1日 17時) (レス) id: ab41f3692f (このIDを非表示/違反報告)
満月 - そうなんですか！分かりやすい説明 有り難う御座います！試してみますね！ (2018年7月1日 14時) (レス) id: 755e555840 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - 満月さん» あぁ！画像はですね、写真みたいなマークを押して、画像アップを押し、ファイル選択をしてから貼りたい画像を選んで、アップロード？を押すと確か貼れた気がします！説明がわかりづらくすみません、 (2018年7月1日 12時) (レス) id: ab41f3692f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉莉 | 作成日時：2018年6月17日 19時
