目が覚めた[枢軸] ページ6
はるまきさん、リクエストありがとうございました！
ヤンデレな彼らが正気に戻ったようですが...
※このお話は「ヤンデレな彼らから逃げられない」のその後、です。
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イタリア
「Scorre il rio ancor ma cangiò in lei l’amor...」
ピタリ、彼は手にしていた筆を止めます。キャンバスの中で真っ赤なドレスに身を包んだあなたと、背もたれに身体を預けてだらりと腕を垂らしたあなた。
「Ti amo...A」
ふたりのあなたにそっと口づけをして、うっとり見とれます。ああ、なんて愛らしい俺のA。
「ああ…あああああああああああああああっ」
アトリエの静寂を彼の悲鳴が引き裂く。どれだけ叫んでも愛しいあの子は帰ってこない。
ドイツ
「調子はどうだ、氷を代えるぞ」
そう言って額に載せた氷嚢を新しいものに変えてくれます。連日手厳しい"お仕置き"を受けたあなたはついに高熱に倒れてしまったのでした。
「...やりすぎた、悪く思っている」
顔を背けて、小さく呟く彼。あなたがあっけにとられて何も言えずにいると、ゆっくりとこちらに視線を向けました。
「これからは、首輪も外す。食事もテーブルでするといい、だから」
どうかこれからも傍に居てほしい。向けられた裏返しの愛に、あなたはどう答えますか？
日本
「ああっ、やめて、やめてください！！」
どうか、どうか！二人きりの和室にひとりの懇願の声が響きます。喉元に包丁を当てたあなたの足元で、彼は泣き崩れていました。
「私は、ただあなたといっしょに居たかっただけで、ごめんなさい、もうやめますからどうか...っ」
逃げ場はあの世しかない、そう悟って包丁を手にしたあなた。しかし、焦燥と必死の色をごちゃまぜに塗りたくった彼の顔を見て、包丁を手放しました。
「やめて、くださるのですね。よかった、よかった………」
地べたに座り込んだあなたを抱きしめて、洟をすすり上げる彼。これからは普通に暮らせるのでしょうか、それを知るのは神様だけ。
やりたいだけやって、結局懺悔するイタリアちゃんが見たい。
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しろもち(プロフ) - はるまきさん» はるまきさーん、ありがとうございます。ショタロリは私の大好物なんです…はるまきさんのリクエストその1は次回更新予定です。ごゆるりとお待ちくださいm_ _m (2月21日 22時) (
レス) id: 676bbf2750 (このIDを非表示/違反報告)
はるまき - あ、すみません、誤字ってますね…正しくは”続編に行ってる”です すみません… (2月21日 22時) (レス) id: 4feaaff581 (このIDを非表示/違反報告)
はるまき - え??ん??続編に言ってる??あれ??幼児化してる??かわゔい!!!と思いながらページめくると…神聖ろぉぉぉぉぉまぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!なんとか原作で再開しないかな…イタちゃん… 続編おめでとうございます!これからも毎日見ます! (2月21日 22時) (レス) id: 4feaaff581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろもち | 作成日時：2024年2月21日 18時
