・異変 ページ24
・
「僕に手伝えることがあったら、なんでも言ってよ。
禪院家ぶっ壊そー...なんて。ははは...、」
「...バーカ、一人でやるから意味があんだよ」
「あ」
真希はそっぽを向くと、さっさと机から降りてしまう。
「部屋戻るわ」
「うん、またね」
短い挨拶だけ交わして、真希は教室を後にする。
扉を閉めて、真希は小さく自分に言い聞かせる。
「馬鹿か、私は....」
苦さと、それに対する反骨心。そんなもので満たされていた胸に、じわりと入り込んだ仄かな熱。
胸から染みて、首を昇って、頬を火照らすその熱を、嚙み潰すように奥歯を結ぶ。
「....認められた気になってんじゃねーよ」
そんな小さな承認で、まだ満足するわけにはいかない。
◇◆◇
「＿＿＿＿闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え」
「！」
「！」
憂太も真希も、ほぼ同時にその異変を察知した。
教室の窓を外から見る。憂太の目に映ったのは、暗闇に閉ざされていく空。
呪術高専が闇に呑まれてゆく。
「学校に��帳��が下りてる！誰が....どうして！？」
そう、察知はほぼ同時だった。
違っていたことと言えば、例えば経験を踏んだ場数であり、そもそもの気性の違いであったり、覗き込んだ窓の位置であったり、
或いは...教室の中にいた憂太に対し、既に廊下に出ていたからかもしれない。
結果として、真希が先に異変の原因を見つけた。
憂太を待つことなく、たった一人で飛び出し、駆けつけた、高専内への出入り口。
夏油傑は、そこに居た。
もう一歩で、呪術高専の中へ侵入できる。
そんなタイミングで現れた真希の姿に、夏油は心底興味無さそうに言った。
「君がいたか」
「いちゃ悪いかよ。てめぇこそ、なんでここにいる？」
そう問うて太刀を構えてみせる真希。相手がただ者ではないことは重々承知している。
しかし、それでも真希は引くわけにはいかなかった。
見つめ直した自分の原点。見返してやると誓った禪院の家。
そして、たった一瞬芽生えてしまった、己の生き様への肯定感。
その気迫を、真希は太刀の切っ先へと込める。
だが、そうして刃を向ける真希の姿を夏油にとっては＿＿＿＿、
「悪いが、猿と話す時間はない」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿少し道具の使い方を覚えただけの��猿��にすぎなかった。
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boiled大輪 - キャラ設定はよく作り込まれていていいと思います。設定の章を作るよりも本編のストーリーで夢主の個性を表現できたら良いでしょう。普段絵は描かれますか？もしお描きになっているのなら、ぜひ夢主の設定をイラストで見たいです。頑張って下さい！応援しています！ (11月13日 16時) (
レス) id: d00f9214d3 (このIDを非表示/違反報告)
boiled大輪 - 結末がよくわからなかった。改行が多すぎた。オリジナリティが薄く、原作のキャラの解像度が低い。CSSが見にくい。他にもっと拘るところがあると思う。もっと名作を読み、文オ力を上げるべきだと思う。おすすめは、太宰治の「人間失格」。 (11月13日 16時) (レス) id: d00f9214d3 (このIDを非表示/違反報告)
boiled大輪 - 端的に申し上げます。結末がよくわからなかった。何がどう狂っているのか、よくわからなかった。改行が多すぎた。オリジナリティが薄く原作のキャラの解像度が低い。CSSが見にくい。他にもっと拘るところがあると思う。もっと名作を読み、文オカを上げるべきだと思う。 (11月13日 16時) (レス) id: d00f9214d3 (このIDを非表示/違反報告)
雑草のかきあげ(プロフ) - シロツメココロさん» 宿儺オチですよぉぉぉぉ！！！！！応援ありがとうございます！！！！ (2022年6月6日 16時) (レス) id: 202b153738 (このIDを非表示/違反報告)
シロツメココロ(プロフ) - 宿儺オチだおっしゃぁぁぁぁぁぁ！！！！……ごほんっ。文才の高さに毎話驚かされるばかりです。更新をひっそりと応援してます (2022年6月5日 16時) (レス) id: d24c7f43b6 (このIDを非表示/違反報告)
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