君にゾッコン rbr ※リク ページ23
中間試験が終わり、緩い空間がクラスに戻ってくる。問題用紙を寄せてここどんな解答になった？と聞きあっているクラスメイトたちの横を非情にも通り過ぎる。
こんな下らないことをしている暇はないのだ。
私は髪を揺らしながら、ロボロの元へ向かった。
ロボロは靴箱にもたれかかってスマホを片手でいじっていた。ロボロ、と呼べば子犬のように顔を輝かせてこちらに向かってくる。
「帰ろっか」
「おん！」
元気よく言った彼はスマホをポケットに入れ、私に近付く。人がいないことを再確認してから、唇にそっとキスをした。
「好きやで〜A」
「ありがとう、ロボロ」
若干恥ずかしいものの、そうお礼を言えばロボロは嬉しそうにはにかんだ。
校外に出れば、太陽が私とロボロを照らした。暑いなぁと思いながらロボロの話に相槌を打つ。
「…A、ちゃんと俺の話聞いとる？」
「聞いてるよ。賞味期限切れの納豆の話でしょ？」
「全然ちゃうわ！…よかったらこの後、家寄ってかん？暑いしアイス買ってから____」
「行く」
「即答やん」
苦笑しながらロボロは手を私の手に絡ませる。そのまま、また唇にキスをした。
「ロボロ、その……キス、恥ずかしいから、外ではやめない？」
「ん〜嫌や。Aの照れる顔、好きやから」
「で、でも…やっぱ、人の目もあるし」
「あれは見せつけてるんやで。…ん」
隙を見てまたキスをするロボロに、私はいつも常備しているマスクをつけた。それを見たロボロは分かりやすく不機嫌になる。
「……なんでマスクするん」
「…外、やだ。家ならいい」
ボソッと言えば、口を開けてロボロは「…しゃあないな」と折れてくれた。
アイスを咀嚼し終えた後、ロボロは待ってましたとばかりにキスをし始めた。
妙に色っぽいロボロがカッコよくて、されるがままだ。
「ん…ふぅ…」
耳に浸透するリップ音。ロボロがゆっくりと肩を押して、ソファに倒れこむ。ロボロに床ドンされたという事に理解するまで、そんなに時間はかからなかった。
「……ロボロ」
「…なぁ、A。いい？」
「…いいよ。」
そう頷けば、ロボロは薄く笑ってキスをした。
＿＿＿＿＿＿
レノさんまたリクエストありがとうございますー！
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未来(プロフ) - 初めましてぴくんとグルなんちゃらに性癖ぶち抜かれました (2019年5月22日 23時) (
レス) id: a2cb6e73c5 (このIDを非表示/違反報告)
うえちゃん(プロフ) - クズ先生好きなんじゃあ.....(^q^) (2019年5月9日 20時) (レス) id: 19511bfef8 (このIDを非表示/違反報告)
つらら@ちゃげっ娘。(プロフ) - すっごい面白いです！どの話も凝ってて読んでて楽しかったです！リクエストしていいですか？今までにないくらいのクズっぷり発揮してる大先生が見たいです！地雷に触れるなら嫉妬しょっぴくん可愛かったんで嫉妬大丈夫お願いします！ (2019年5月9日 3時) (レス) id: 9e136fef77 (このIDを非表示/違反報告)
レノ(プロフ) - エミさんの話めちゃくちゃ良かったです！その文才分けて欲しいですwまたまたリクエストになるんですが嫉妬ショッピ君とキス魔ロボロをお願いしたいです！ (2019年5月6日 23時) (レス) id: cf5e9d323f (このIDを非表示/違反報告)
レノ(プロフ) - リクエストに答えていたたぎありがとうございます！連続リクエストになりますが夢主を慰めるエミさんをお願いいたします！ (2019年5月5日 23時) (レス) id: cf5e9d323f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：できるニート | 作成日時：2019年5月3日 21時
