恥ずかしがり屋な君 rbr ※リク ページ14
高校二年生の頃、ロボロから告白されオッケーした私。私も彼のことは気になってたし、告白された時は本当に嬉しかった。その時のロボロの顔は、真っ赤だったっけ。ロボロ曰く、普段あまり話さない大先生に相談していたとか。
そんな私とロボロも、お付き合いを始めて二年経つ。大学生となった私は、ロボロと同じ大学に進級した。大学も同じという点では嬉しいのだが。
「…二年も付き合って、キスどころか手も繋いだ事ないんだよ？」
そう友人に言えばキャラメルラテを飲んでいた友人はストローから唇を離して目を丸くする。
「なんだそりゃ！ここは男からグイグイいかなきゃいけないでしょ！」
「そうでしょ？！恥ずかしがり屋なロボロも可愛いから別にいいんだけどさ、やっぱ、キスぐらいはしたいよねぇ…」
ストローをつまんでカップの底をかき混ぜれば、タピオカたちが浮き上がってきた。
「アンタみたいな性格だと、いきにくいんじゃない？清楚で可愛らしい子の方が、ロボロ君は好きそう」
「失礼な。こんな私を選んだのはロボロです〜」
べぇ、と舌を出せば友人が身を引いてキャラメルラテを持ち上げだ。
「……じゃあさ、押してダメなら引いてみなよ」
「えぇ？それ…？素っ気ない態度とるやつでしょ？」
「そ。やってみれば？」
「無理。ロボロからメールきたらすぐ既読つけちゃう」
「じゃ無理だ。……なら逆にアンタから催促しなよ。いつまでも待ってたらもう過ぎちゃうよ？」
「そーだね」
友人にロボロの事について相談した結果、わたしからいく事になった。適当にお礼を言って、勘定を置いてから店を出た。
普段だったら自分の家に直進するが、今回はロボロの家に向かった。インターホンを押せば、ロボロがすぐに出てきてくれた。
「やっほ、ロボロ」
「おぉAか。急にどうしたん？」
満々の笑みで出迎えてくれたロボロに心を撃たれる。
「会いたくなって」
「そーか。家、上がりーや。」
「お邪魔しまーす」
家に上がって、ソファに腰を掛けてじっとロボロを見つめた。
「……そんな見つめられると、恥ずかしいわ」
顔を真っ赤にしておずおずと言ったロボロに、私は要件を言い放った。
「…キス、して？」
「へ？」
しばらくの沈黙。私の視界に入ったロボロは、熟れた実のようだった。
「二年経ってもキスしてない。手も繋いでない。ロボロは本当に私の事、好きなの？」
真剣なトーンでそう尋ねれば、ロボロは目を逸らして唇を噛みしめる。
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未来(プロフ) - 初めましてぴくんとグルなんちゃらに性癖ぶち抜かれました (2019年5月22日 23時) (
レス) id: a2cb6e73c5 (このIDを非表示/違反報告)
うえちゃん(プロフ) - クズ先生好きなんじゃあ.....(^q^) (2019年5月9日 20時) (レス) id: 19511bfef8 (このIDを非表示/違反報告)
つらら@ちゃげっ娘。(プロフ) - すっごい面白いです！どの話も凝ってて読んでて楽しかったです！リクエストしていいですか？今までにないくらいのクズっぷり発揮してる大先生が見たいです！地雷に触れるなら嫉妬しょっぴくん可愛かったんで嫉妬大丈夫お願いします！ (2019年5月9日 3時) (レス) id: 9e136fef77 (このIDを非表示/違反報告)
レノ(プロフ) - エミさんの話めちゃくちゃ良かったです！その文才分けて欲しいですwまたまたリクエストになるんですが嫉妬ショッピ君とキス魔ロボロをお願いしたいです！ (2019年5月6日 23時) (レス) id: cf5e9d323f (このIDを非表示/違反報告)
レノ(プロフ) - リクエストに答えていたたぎありがとうございます！連続リクエストになりますが夢主を慰めるエミさんをお願いいたします！ (2019年5月5日 23時) (レス) id: cf5e9d323f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：できるニート | 作成日時：2019年5月3日 21時
