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紫「神山、話って……」
緑「濱田くん、、っ」
卒業式の日。
今日で最後。
引かれても、嫌われても
もう、濱田くんと会うことはないから。
思いを伝えようって、呼び出した
旧校舎の美術室。
緑「あの、、好き、です。」
紫「、、ん?」
嫌われちゃったかな。
そりゃ、ボクも、男やもんな。
覚悟してても、やっぱり苦しいや。
緑「好きです。付きあっ、、」
紫「後悔、すんで。」
返ってきた答えは、予想外。
みんな、逃げてく。
そう、寂しそうに微笑んだ。
遠回しに、嫌だって言いたいのかな。
ボク、普通やないもんな。
緑「後悔、せぇへんよ?濱田くんのこと、好き。」
緑「ごめん、ひいた、よね?」
大好きな人に背を向けた瞬間
ふわっと香る、タバコバニラ。
好きな匂いやないはずやけど、嫌な気はしない。
むしろ、もっと…なんて。
***
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ゆりりんご(プロフ) - 林 檎さん» あたたかいコメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しい限りです。他の作品もぜひ覗いていってください! (2020年6月20日 22時) (レス) id: 61b96a9eea (このIDを非表示/違反報告)
林 檎(プロフ) - 完結おめでとう御座います。濱田さんのソシオパス、良いですね;_;素晴らしかったです。毎日投稿してくださって有難う御座いました! 他作品も是非、拝読させて頂きますね。 (2020年6月20日 22時) (レス) id: e686901ef7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆりりんご | 作成日時:2020年5月28日 15時