Fortunately(赤) (ページ4)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:33,582 hit

４* ページ4

.

side You

桃「あれっ、大毅くんやん。」

『えっ、』

施設に帰って、玄関に入ると

濱ちゃんと立ち話をしとる、にいちゃん。

スーツなんか着て

めちゃくちゃ大人っぽい。

赤「あっ、A！のんも、おかえり」

『にいちゃーーーんっ』

赤「おわっ、危ねーわ(笑)」

ぎゅっと抱きつくと、なんも変わらん、大好きな匂いがする。

相変わらず、目の下に笑窪作って、くふふっと笑うにいちゃん。

桃「何しに来たん？」

赤「あぁ、こいつを引き取ります～ていう報告(笑)」

ここを出たあと、わたしがにいちゃんと住むっていうことを、改めて濱ちゃんに言いに来たとか。

引き取るって、言い方に問題ありやろ。

あながち間違ってへんけど。

紫「大毅、泊まってくか？」

赤「おん、そうする～」

せっかくやから、シュミレーションルームに、２人で泊まることになった。

久しぶりに、にいちゃんと話すわたしを

じっと見つめとった視線は、きっと気のせい。

＊＊＊

高評価よろしくお願いします！！