俺に関わってくれた人へ。

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side Akito






それから間もなく


大毅は、無事に無菌室から出ることが出来た。


つまり、次の検査で異常がなければ




この時点では完治ということ。







あれは、俺の人生の中でも、３大歓喜に入るな。


後から大毅に言うたら、それは盛ったやろ。なんて言われてんけど、冗談抜きで、そんぐらい嬉しかった。






赤「何回検査せなあかんねん、」


緑「俺が、痛くない検査方法、発明するわ」


赤「えっ、トモ、医者になるん？」


緑「あーははっ、うそ(笑)」






あの一件があって以来、トモとの関係がもっとよくなったというか


絆が強くなったように見えたな。







緑「治っとったら、愛しの、のんちゃんに会えんねんで。」


赤「そやなー、それが１番やわ、トモより」


緑「おい、(笑)」







そんな明るい気持ちで迎えた、検査当日。


笑顔でいるものの、やっぱり強ばる大毅の心配をよそに




大毅の退院が決まった。









黄「５年間、再発しなければ。１０年後はだいぶ明るい、な。」


赤「ほんまに…？？よかったぁ、、」







大毅のガンが、５年間出てこなければ。


ちょっと不安やったけど、今は完治したんや。




それが、ほんまに嬉しかった。

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