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序章 ページ1

一人の嬰児が、ある日生まれた。
その嬰児は女子で、初めての子供が生まれた時の権力者、藤原道長は大いに喜び、宴を開いた。
その子は彰子と名付けられた。

その晩、嬰児の母親、倫子と道長が話しをしていると突然、国の最高神である天照大神が、降臨し口を開いた。

『その子は、私の血を受け継いでいます。そしてこれは・・・・・・・・・妖、天狐ですね。

その血は私の血だけでは抑えられない。

 紫。この名を言霊としなさい。あら、この子にはもう名前があるようね。ではその名を仮の名とし、

この子を育てなさい』

それ以来、紫は式神の蘭海と安倍家の娘杏菜(姫奈)と、共に過ごした。

そして現在12歳。平安の夜の夜警をする。

『今日は平和だね、紫』

「ええ。だけど油断は禁物、でしょう、蘭海」

『分かってる。・・・・・・あれは人?こんな時間に・・・・・・・』

「夜警、でもしてるのかしら」

「こっちに来るよ、紫!」

* * *
「もっくん、あれ人だよな」

「お前と同じく、夜警でもしてるんじゃないのか」

「行ってみよう」

「おい!・・・・・・ん?伽羅の香り?」
物の怪が訝しげに辺りを見回す。

「蘭海、姫菜も。安倍家の人でしょう」

『「うん」』

蘭海と姫菜の姿が掻き消えた。そして紫はそのまま此方に近づいてきた人影の横を素通りする。

「今の・・・・・・・・。清明と同等、あるいは越すほどの霊力だぞ」

「凄い綺麗な人だったね・・・・・・・・。天一位」

「それ朱雀の前で言ったら殺されるぞ」

「確かに」

思わず同意してしまう昌浩である。

「で、何でもっくんそんなことが分かったの?」

「体から零れ出ていたからだ。霊力が」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

もちろん私達はこの会話を聞いているはずもなく。

でもこれが私が、貴方を初めて見たときのことです。

蘭海と姫奈と共に。

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姫那・桜(元)★☆少年陰陽師大好き☆★(プロフ) - 潮田彰さん» 非公開にしたところに彰にメッセージ書いたよ♪見てね! (2015年9月9日 20時) (レス) id: bbc00caabb (このIDを非表示/違反報告)
★☆少年陰陽師大好き☆★(プロフ) - Sayuraさん» 見てくれてたんだ!ありがとう(≧∇≦) (2015年8月1日 13時) (レス) id: bbc00caabb (このIDを非表示/違反報告)
★☆少年陰陽師大好き☆★(プロフ) - 潮田彰さん» 良いよ!あ、★☆雑談☆★来てね!閲覧パスワードは12345だよ!来たらコメントお願い! (2015年7月26日 21時) (レス) id: a38a6e1073 (このIDを非表示/違反報告)
潮田彰 - あ、ごめんね。合唱団の合宿行ってたの。 (2015年7月26日 19時) (レス) id: 9a00890a8d (このIDを非表示/違反報告)
★☆少年陰陽師大好き☆★(プロフ) - 私、彰とお話するために★☆雑談☆★って言う題名の作品作ったよ!閲覧パスワードがあるからね!そのパスワードは12345だよ!来たら、コメントして下さい! (2015年7月25日 19時) (レス) id: bbc00caabb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:潮田彰&★☆少年陰陽師大好き☆★ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kyoka141022/  
作成日時:2015年7月16日 18時

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