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「…!!バシャーモ右!」
「バシャ!!」
「きゃっ!」
ぐるり、と右回りに勢いよく回転し、そのまま飛んで来た何かを膝で蹴り返す。
「…鉄片…?」
こちらに飛んできたのはかなり大きな鉄で出来た何かの欠片。私にじゃあ当たらないと理解した上でのリーリエ狙い。誰だ当てたやつ。ぶちのめすぞ。
「…なるほどなァ…トラファルガー共が欲しがるわけだ」
鉄片が飛んできた方向から声がする。
如何にも強そうです見たいな人がたっていた。
そして圧巻の悪人面。
「貴方が当てようとしたんですね、リーリエに。」
私がそう尋ねると、彼は当たり前のように頷く。
「弱そうな敵から潰す。かなり戦闘慣れしてるお前もよくわかってるはずだぜ。」
「それとこれとは全く持って別ですけど。
…これは忠告です。これ以上リーリエや私達に手を出すようなら容赦しませんよ」
容赦と言う言葉にカチンと来たみたい。
沢山の鉄の塊をどんどん集めだした。
「…大層な大口を叩くなァ…お前みたいなガキ共に容赦される程弱くねェよ!!!」
それをこちらに向けて放つ。
…いや、バシャーモも連れて来て良かったわーとつくづく思った。ハガネタイプとほのおタイプは相性最悪だ。
こちらをチラリと見たバシャーモに、こくりと頷いて目の前の敵を睨む。
「…ワンパチはこっちをまもって。
_______ねっぷう、そのままかえんほうしゃ。」
「バシャ!」
私が合図したと同時に、辺り一帯の温度が一気に上がる。飛んで来た鉄くず達がでろん、と溶け始めたと思いきや、そこからバシャーモがかえんほうしゃを放つ。
「…んだと!!!」
そして、飛んできた鉄を一瞬にして全て溶かした。
念の為こちらにはシールドがある為、バシャーモにも私達にも液状の鉄は当たらない。
「_______これは警告です。もう一度言います。
…これ以上私達に害を加えるなら、2秒後には首と胴体がくっついて無いと思って下さい。」
「…チッ」
流石に自分があまりにも不利な立場にあると気付いたのだろう。舌打ちを残して消えていった。
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コイキングの活け造り - こころさん» ありがとうございます!生きてたローさんの方もコメント下さりましたよね…??すっごい嬉しいです、何度も私の作品にコメントしてくださって幸せです() (2020年3月27日 17時) (レス) id: 2263fce213 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 面白いです続き楽しみにしてます! (2020年3月26日 4時) (レス) id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
コイキングの活け造り - ルアちゃんさん» ガリョウテンセイしないと黒くなりません!ご都合主義によりメガストーン勝手に作りました、何の表記なしにしてごめんない、表記しておきます!ご指摘ありがとうございます! (2020年3月23日 16時) (レス) id: 2263fce213 (このIDを非表示/違反報告)
ルアちゃん - 初見です!私が間違っているかもしれませんがレックウザはガリョウテンセイっていう技を習得したらメガ進化するのですがメガストーンは無いと思います!間違っているかもしれませんが失礼なことですみません、これからも投稿頑張ってください! (2020年3月17日 13時) (レス) id: b3acfc7abc (このIDを非表示/違反報告)
コイキングの活け造り - でぃちゃさん» ほんとですね…書き直しておきます、…!皆さんのちょっとした楽しみになれる様、誤字脱字ないようもうちょっと注意していきます、!コメントありがとうございました! (2020年3月14日 16時) (レス) id: 2263fce213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コイキングの活け造り | 作成日時:2020年3月2日 12時