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後日、小原さんと佐山さんが競技場にやってきた
サポート再開の話だと思い私と監督と裕人の3人は2人の元へ向かう
しかしそこで小原さんに言われたのは、まだサポートはできないから様子を見させてくれとのことだった
｢サポートできないってどういう事ですか？約束が違うじゃないですか！｣
｢落ち着け、茂木｣
｢すまんなぁ。もう少し様子を見させてくれ｣
｢怪我ならもう大丈夫です。チームドクターから許可もおりてます。そうですよね？監督｣
｢あぁ、そうなんだが、｣
｢私としてはすぐにでも君にシューズを提供したいんだが、佐山｣
佐山さんは｢はい｣と返事をして私たちの前にタブレットを出した
｢過去30年のデータを調べたんだが、君のように半腱様筋を損傷した選手は約60人。そのうちトップランナーまで復帰できた選手は一人もいない｣
｢今までいなかったからと言って茂木も復帰できないと決めつけないでください！茂木は…｣
｢A！｣
言葉を続けようとしたが、それは監督によって遮られてしまった
｢もし一時的に治ってもその怪我は一度やったら癖になり、いつ再開するとも限らない｣
｢そうならないようにフォームの改善にも取り組んできました。再発しない自信はあります｣
｢そう信じたいが、これはアトランティスの規則でね。確実に走れる人間にしかサポートはできないんだ｣
｢じゃあ村野さんに聞いてくださいよ！村野さんだったら僕の状態はすぐにわかるはずです！｣
｢茂木くん、勘違いしないでくれ。村野はあくまでも靴を調整する現場の人間だ。誰をどうサポートするかはこの私が決める｣
｢じゃあ僕の走りを見てもらえませんか？今でも構わないんで｣
｢悪いがこのあと会食でね。茂木くん、君がまたレースで活躍できる日が来ることを心から楽しみにしているよ。では失礼｣
そう言って2人は行ってしまった
その後裕人はみんなが帰ったあとも走り続けていた
私はそんな裕人をベンチに座って見ていた
｢ねえ裕人もう帰ろうよー｣
｢うるさいな、先帰ってろよ｣
｢部室の鍵閉めないといけないから｣
｢鍵くらい閉めて帰るからそこに置いとけ｣
｢うーん、信用問題？｣
｢うるさいな、黙れって！邪魔なんだよ！帰れ！｣
イライラを私にぶつける裕人をスルーしていると村野さんが競技場に入ってきた
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れな(プロフ) - ゆうにゃさん» ありがとうございます！ゆっくりな更新になってしまうと思いますが、これからもよろしくお願いします！ (2018年1月13日 21時) (
レス) id: 607cd69f3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうにゃ(プロフ) - すごく面白いです！続きが楽しみです！更新大変だと思いますが、応援してます！ (2018年1月4日 0時) (レス) id: 76af58504e (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 陸王最終回号泣さん» コメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2017年12月30日 17時) (レス) id: 607cd69f3f (このIDを非表示/違反報告)
陸王最終回号泣 - めっちゃ面白いです これからも更新楽しみにしています！ (2017年12月28日 13時) (レス) id: 537ffb3acd (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - ぽんすさん» コメントありがとうございます！これからも頑張りますので、よろしくお願いします！ (2017年12月28日 12時) (レス) id: 607cd69f3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2017年12月11日 3時
