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その後私はソファーに座り直して「はい、あーん」と言いながらなんだかんだ直とケーキを半分ずつ食べていた
すると直は生クリームをひとすくいして私の口の端につけた
「ちょっと直…」
なにしてるのと続けようとした私の頬に手を添えてクリームを舐めとる
「やっぱり甘いな。ちょっと返す」
と言って直は私にキスをする
唇を離して「もうクリームないよ」と言うと、直はまたクリームをすくって私の口の前に持ってきた
「舐めて」
そう言われてゆっくりと直の指をくわえて指先についたクリームを舐める
「甘い?」
「甘いからちょっと返す」
直が言った先程のセリフを言って今度は私から直にキスをした
「さっきからキスしすぎ」
「じゃあベッドいく?」
「なんでそうなるの、ばか」
「そっか。先お風呂か。一緒に入る?」
「ねえ大会後なのになんでそんなに元気なの」
「わかんない。泡風呂でいい?」
「いいよ」
「乗り気じゃん」
そう言って直は笑った
その後一緒にお風呂に入り、髪を乾かしあって、ベッドに入る
「体あったまって眠くなってきたぁ」
といいながら目をこする
「寝るな」
「おやすみ」
「こら」
そう言って直はわたしの上に覆いかぶさる
「ほんとは眠くないくせに」
意地悪そうに笑って直は私の首元に顔を埋める
何度も首にキスをする直に「なんでわかったの?」と尋ねた
「なんとなく」
そう言って顔を上げた直はキスをしながらゆっくりと私のTシャツに手を入れた
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れな(プロフ) - えさん» クールのクの字もない毛塚ですが、今後ともよろしくお願いします!(笑)私も気になります毛塚と付き合うまでの話…(笑)私にかけるか不安ですが考えてみます! (2017年12月11日 18時) (レス) id: 607cd69f3f (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 湖泊さん» 最高の作品とのお言葉、とても嬉しいです(; ;)これからもよろしくお願いします! (2017年12月11日 18時) (レス) id: 607cd69f3f (このIDを非表示/違反報告)
え - れなさん» 思いつきました!回想みたいなかんじで主人公と毛塚が付き合うまでのお話をぜひ読みたいです。ご検討お願いします。 (2017年12月9日 21時) (レス) id: 132dc564f2 (このIDを非表示/違反報告)
え - れなさん» 弱気な毛塚すごいよかったです!原作でも詳しくは描かれてないとのことでしたので難しいかと思いますがぜひまだまだ見たい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!厚かましくリクエストなんてすみません。また思いつきましたら書かせていただきます。 (2017年12月9日 9時) (レス) id: 132dc564f2 (このIDを非表示/違反報告)
湖泊(プロフ) - れなさん» 最高の作品です!いえいえ! (2017年12月9日 1時) (レス) id: 7c2244ffc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2017年11月8日 22時