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次の日競技場に向かっていると前を歩いている裕人と平瀬さんを見つけて、駆け足で追いかける
｢おはようございます！｣
｢おー、Aちゃんおはよう｣
｢おはよ｣
二人が間を空けてくれたため、真ん中に入る
｢暑くなってきましたねぇ｣
｢ほんとになぁ。それにしてもAちゃんは焼けないね｣
｢日焼け止め様々です｣
｢お前ちゃんと塗れてないけど｣
そう言いながら裕人は自分の右頬を指さす
｢えっうそ、やだ、とって｣
すると裕人は力任せに私の右頬をぐいぐい押してくる
｢ちょっと痛いんだけど｣
｢文句言うなら自分でやれよ｣
｢だって鏡ない！｣
｢いやぁ、若いっていいね｣
｢平瀬さんだって若…あ、いや、今いくつでしたっけ｣
｢Aちゃん今なんで途中でやめたの｣
なんて会話をしていると後ろから｢あ、いたいた！茂木くーん！｣と佐山さんの声が聞こえてきた
｢おはようございます｣
｢今、ちょっといいかな｣
それを聞いた平瀬さんが｢じゃあ俺たち先行ってるわ｣と裕人に声をかけたが、｢2人もいてもらった方がいいかもしれへんなぁ｣と意味ありげな顔でそう言うため、私と平瀬さんは目を合わせた
｢立ち話もなんだから、使ってない部屋とかある？｣
そう言われ私は一番近くの会議室に案内する
｢どうぞ｣
｢おおきに｣
佐山さんは私たちが座ったのを確認すると｢さっそく本題やけど…｣と切り出し、裕人に新しいシューズは作らないということ、また、怪我が治るまでR�兇詫�かないで欲しいということを遠回しに伝えてきた
何も言わない裕人を横目で見て｢何を言ってるんですか？｣と震えた声で佐山さんに問いかけるが佐山さんは私のことなど視界に入っていないようだった
すると平瀬さんは私の肩に手を置き、耳元で｢村野さん探してくる｣と言って立ち上がった
｢私が行きます｣
そう言って私も立ち上がろうとするのを平瀬さんが制する
｢Aちゃんはここにいてあげて｣と言って平瀬さんは裕人ちらっと見たため、私は頷いてもう1度イスに座り直した
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れな(プロフ) - えさん» クールのクの字もない毛塚ですが、今後ともよろしくお願いします！(笑)私も気になります毛塚と付き合うまでの話…(笑)私にかけるか不安ですが考えてみます！ (2017年12月11日 18時) (
レス) id: 607cd69f3f (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 湖泊さん» 最高の作品とのお言葉、とても嬉しいです(; ;)これからもよろしくお願いします！ (2017年12月11日 18時) (レス) id: 607cd69f3f (このIDを非表示/違反報告)
え - れなさん» 思いつきました！回想みたいなかんじで主人公と毛塚が付き合うまでのお話をぜひ読みたいです。ご検討お願いします。 (2017年12月9日 21時) (レス) id: 132dc564f2 (このIDを非表示/違反報告)
え - れなさん» 弱気な毛塚すごいよかったです！原作でも詳しくは描かれてないとのことでしたので難しいかと思いますがぜひまだまだ見たい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます！厚かましくリクエストなんてすみません。また思いつきましたら書かせていただきます。 (2017年12月9日 9時) (レス) id: 132dc564f2 (このIDを非表示/違反報告)
湖泊(プロフ) - れなさん» 最高の作品です！いえいえ！ (2017年12月9日 1時) (レス) id: 7c2244ffc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2017年11月8日 22時
