堕天使の遊び【銀河へキックオフ！】 (ページ44)

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遊び４２ページ44

A「なーんか、似てるんですよね。あたしと花島さんって」

花島「…は？」

思わぬ言葉だったのか、ポカーンと口を開けこちらを見る

A「ああ、性格とか見た目とか、長所とか…そういう良い部分じゃなくて」

―――悪い部分が

あたしがそう言ったら、また意味が分からないと言う風に酒を飲み始めた

A「あたしもサッカーやってたんですよ」

花島「へえ…」

A「チームに入っててキャプテンやってました」

花島「今は？」

A「…辞めました」

花島「………」

A「世界一目指すって言い出して、チームを作りだしたのもあたしなのに、

なのに、『守るためだ』とか言いながら、結局は逃げるためだった。

…だからですかね。翔達応援したくなるんですよね」

でも、結局はそれも―――

A「ああああああ！！！」

花島「ﾋﾞｸｯ)」

急に叫んで立ちあがったあたしに花島さんはギョッとしてこちらを見る

A「シリアス嫌いなんですよあたし！！もう！花島さんがそんな辛気臭い顔で居るせいですからね！！！」←

花島「え、わ、悪い……？」

はぁぁぁー

ほんとシリアスとか嫌い

シリアスフラグ折って行ってやろうか←

A「それじゃ。…翔達面白いですよ」

花島「は？」

それだけ言ってあたしはその場を離れた